JTB×Jリーグ、サッカーを起点とした地域交流促進へ新契約
JTBは1日、Jリーグとサポーティングカンパニー契約を締結した。サッカーを通じた人々の交流創造と心豊かな地域社会の実現を目的としており、両社の理念の親和性を背景に実現したもの。
JTBは「地球を舞台に人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する」というグループ経営理念のもと活動している一方、Jリーグは「地域に根差したスポーツクラブ」を核とし、「豊かなスポーツ文化の醸成」を目指している。両者は全国に広がるネットワークを活用し、アウェーツーリズムの活性化などを通じて地域経済の発展に寄与する。
共創事業として、両社は5つの柱を計画している。まず、アウェーツーリズム活性化のための旅行商品や地域周遊コンテンツの開発協力。サッカー観戦だけでなく地域観光も楽しめる付加価値を提供し、地域への波及効果を高める狙いだ。
次に観戦価値の高い商品開発への相互協力として、希少価値のある座席での観戦や特別体験を含んだ商品を開発し、ファンの観戦体験向上を図る。さらに、Jリーグの全国60クラブとJTBの全国各エリア拠点との連携事業を展開する。JTBのホスピタリティプログラム構築の知見を活かし、地域活性化事業や次世代育成のための教育プログラム開発などで連携する。
4つ目の柱として、Jリーグのアジア戦略と連携した訪日インバウンド誘客促進を実施する。JTBの海外拠点や産官学ネットワークとJリーグの持つポテンシャルを活用し、訪日外国人の増加や企業の海外進出サポートを目指す。
最後に、Jリーグと連携したサステナビリティ活動を推進する。JTBの「JTB地球いきいきプロジェクト」や食品ロス削減の「ロス旅缶」開発などの活動と、Jリーグの「シャレン!」や気候アクション戦略などを連携させ、持続可能な社会づくりに貢献するという。