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KDDI「海外旅行に関する調査」、情報収集30代は「YouTube」から

  • 2025年3月30日

 KDDIは、2025年2月21日から2月26日にかけて、過去3年以内に海外旅行を経験した15歳から69歳の男女1000名を対象に「海外旅行に関する調査2025」を実施した。

 調査によると、直近の海外旅行先として最も多かったのは「アジア」(63.7%)で、続いて「北米・グアム・サイパン・ハワイ・南米」(19.1%)だった。国・地域別では「韓国」(19.2%)、「台湾」(15.9%)、「ハワイ」(9.7%)、「タイ」(6.5%)、「アメリカ(ハワイ・グアム・サイパン除く)」(5.6%)が上位を占めた。また、30代女性の韓国旅行の割合が36.0%と、全体平均より10ポイント以上高かった。

 旅行で最も満喫できた要素としては「グルメ」(53.2%)が1位となり、次いで「ショッピング」(41.2%)、「リラックス・リフレッシュ」(39.1%)が続いた。旅行先別では、アメリカ旅行者は「ショッピング」、ハワイ旅行者は「リラックス・リフレッシュ」、シンガポール旅行者は「グルメ」や「文化・建造物」を楽しんだと回答している。

 旅行前の情報収集手段では、「ネット検索」(37.1%)が最も多く、「旅行ガイドブック・専門誌」(28.6%)、「YouTube」(28.4%)が続いた。10代・20代では「Instagram」(31.0%)、30代では「YouTube」(34.5%)が最も利用されており、世代による違いが見られた。

 旅行中のデータ通信手段としては「海外Wi-Fiレンタル」(30.3%)の利用が最も多く、「海外ローミング」(18.9%)、「海外用SIMカード」(14.9%)が続いた。また、「海外ローミング」利用者の40.2%が「非常に満足」と回答し、他の手段より満足度が高いことがわかった。一方で、海外Wi-Fiレンタル利用者の39.3%が通信費を高く感じており、海外ローミング利用者(28.6%)よりも負担感が強いことが示された。