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Uber Taxiが伊丹空港に対応、多言語対応アプリでスムーズな移動を実現

  • 2025年3月24日

 Uber Japanは、タクシー配車アプリ「Uber Taxi」のサービスを伊丹空港で開始した。関西エアポートとの実証実験の一環として、2025年10月31日まで実施され、訪日外国人観光客や国内旅行者のタクシー需要の増加に対応する。

 Uberアプリは約50言語に対応しており、伊丹空港を乗車地点に設定すると、タクシー乗り場が自動的に選択される仕組みになっている。関西国際空港に続き、関西地域の空港では2カ所目の対応となる。アプリ上で乗車場所と目的地を入力すると、メーター料金の目安や予測到着時間を確認でき、配車を依頼すると付近のタクシーと自動マッチングされる。タクシーの現在位置や到着時間もリアルタイムで把握できるため、スムーズな乗車が可能だ。

 また、事前にクレジットカードなどを登録することで、到着後の自動決済が可能になり、乗客は支払いの手間なく降車できる。さらに、ドライバーと直接チャットできる機能により、混雑する駅や観光地でもスムーズに合流できる仕組みを提供する。アプリ内のチャットは自動翻訳されるため、訪日外国人とのコミュニケーションも容易となる。

 利用者は、月額498円または年額3998円の「Uber One」に加入することで、評価の高いドライバーと優先的にマッチングされるほか、乗車料金の10%相当のクレジットを付与され、次回のタクシー利用やUber Eatsの注文時に使用できる。