アイスランド / レイキャネス半島、火山情報 (噴火発生の可能性について)

  • 2025年3月14日
  • 出典:OTOA

アイスランド南西部のレイキャネス半島にて、近いうちに再び噴火が発生すると報じられておりますが、日本時間2025年3月14日(金) 07:30の時点では、まだ噴火は始まっておりません。

現地時間 3月13日 22:02に火山学者のThorvaldur Thordarson氏が公共放送の取材に対して出したコメントの要点は以下の通りです。

* 3月13日夜にかけて、レイキャネス半島の最西端エリアで発生した強い群発地震を踏まえると、
 (ブルーラグーンから3~4km離れた場所にある) Sundhnukagigar crater rowでの噴火は
 今後3日以内に始まる可能性が高くなった。

※詳細
 https://www.ruv.is/frettir/innlent/2025-03-13-byst-vid-gosi-innan-thriggja-daga-438736
※現地時間 3月13日に現地気象庁が出したレイキャネス半島最西端で起きた群発地震を表す地図
 https://en.vedur.is/media/uncategorized/skjalftar_13032025.png

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今後、これまで同様、再度噴火が発生したとしても、ケフラビク国際空港での航空機の離発着や電源等のインフラには影響が出ないものとアイスランド航空や現地旅行関連企業は想定しております。
また、スヴァルツエンギ地熱発電所やブルーラグーンの周りには、高いところで17mまで溶岩防護堤防の増築が完了していることや、想定される溶岩流出ポイントから3~4km離れていることからも、すぐにこれらの施設が溶岩流で損壊することは無いものと想定されております。

現在、アイスランドにご滞在中の方、また近日中にアイスランドへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

※参考:
 2025年3月12日発出情報
  https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40782
 2025年3月10日発出情報 (在アイスランド日本国大使館発出情報)
  https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40779

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会