中部国際空港は、国際線利用者の利便性向上と手続きの円滑化を目的に、第1ターミナルの出発ロビーにおいて自動チェックイン機の増設と自動手荷物預け機の導入を進める。供用開始は3月30日を予定しており、一部の機器はすでに運用が始まっている。これにより、旅行者は航空会社カウンターに立ち寄ることなく手続きを完了でき、チェックインの待ち時間短縮が期待される。

　今回の設備拡充により、自動チェックイン機は既存機を含め計45台、自動手荷物預け機は新たに16台が設置される。また、初めて利用する旅行者にも分かりやすいよう、案内サインの改修も進められており、スムーズな導線が確保される。

　セントレアは2030年に年間旅客数2000万人規模の国際拠点空港を目指しており、需要の増加に対応するための設備拡充を積極的に進めている。今後も施設の整備や省力化を通じ、より快適でスムーズな空港体験の提供に取り組んでいく方針だ。