観光が復興の鍵に ロサンゼルス観光局が旅行業界へ協力呼びかけ
ロサンゼルス観光局は、同市で発生した山火事について声明を発表し、観光業が復興の重要な柱となることを強調した。被害は主にパシフィック・パリセーズ、マリブ、アルタデナ、パサデナ北部、キャスティーク湖周辺に集中しており、主要な観光施設やアトラクションは概ね通常通り営業しており、観光客を安全に迎え入れているという。
観光業に携わる54万人以上の市民や1000を超える企業にとって、旅行者の継続的な訪問が復興の大きな支えとなる。観光局は、宿泊施設の確保や食事の提供、寄付センターの設置など、避難者への支援活動が進められていることを報告するとともに、旅行業界関係者に向けて、観光客に正確な情報を伝え、旅行の継続を促すことが復興に不可欠であると呼びかけた。
最新の観光情報は、ロサンゼルス観光局の公式サイトで提供されており、「Wildfire Update」ページでは営業中の施設や現況の確認が可能となっている。観光局は今後も、旅行業界との連携を強化し、ロサンゼルスの早期復興を目指す。