「20年先の小豆島」を創る、JTBと小豆島町が人材派遣協定を締結
小豆島町とJTBは、島の持続的な発展を目的とした「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」の推進に向け、地域活性化起業人制度を活用した人材派遣協定を1月31日に締結した。この協定により、JTBから小豆島町へ人材を派遣し、STEAM教育の普及や、経営・先端技術を活用したビジネス実践の機会創出を進める。
小豆島では人口減少と少子高齢化が深刻化しており、若年層の流出が教育環境の縮小につながるという課題を抱えている。こうした状況を打開するため、教育の充実と新たな産業創出を通じて、島内に魅力的な学びの場を提供し、将来的には島外からの離島留学や教育移住を促進することを目指す。
協定の期間は2025年2月1日から2028年1月31日まで。「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」では、観光を軸とした持続可能な産業の確立を進めており、すでに自動運転ボートを活用した海上交通の開発や、国立公園寒霞渓での観光コンテンツ開発が進められており、今後も同プロジェクトのもと、島の未来を見据えた取り組みが続く見込みだ。