KNT-CT、9月の旅行取扱前年比1.7%減の287億6500万円
KNT―CTホールディングスの9月の旅行取扱総額は前年比1・7%減の287億6500万円だった。コロナ禍前の2018年比では30・8%減。
国内旅行は同2・0%増、18年比28・7%減の173億2500万円。企業系コンベンションや職場旅行が増加し一般団体は同42・4%増と好調。学生団体はスポーツ大会の手配などがあった半面、件数が減少し同12・2%減に。企画旅行は同2・0%減。フリー型商品は関西や沖縄、テーマパーク商品が低調で同15・3%減に。添乗員付き商品は伊勢志摩や北海道が好調で同2・0%増だった。
海外旅行は同34・4%増、18年比39・4%減の88億2千万円。一般団体は国際的なスポーツ大会関連の効果で同6・0%増。学生団体は取り扱い人数の減少で同5・8%減となり、団体合計では同3・4%増に。企画旅行は同78・7%増。
訪日旅行は同47・4%減、18年比0・4%減の17億4900万円。関連商品などは同63・7%減、18年比8・5%減の8億7千万円。
なお、取扱額は近畿日本ツーリスト、近畿日本ツーリストブループラネット、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。
情報提供:トラベルニュース社