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トップインタビュー アーク・スリー・インターナショナル 代表取締役社長 宮本 大 氏

 一般顧客向けの旅行手配をはじめ、航空券のホールセラーとしても存在感をしめす、株式会社アーク・スリー・インターナショナル。「対応力No.1のホールセール」を目指し、全国4拠点で事業を展開し、コロナ禍も乗り切った代表取締役社長の宮本 大 氏に、今後目指す方向性について話を聞いた。

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-まずはご自身のご紹介をお願いいたします。また、これまでのキャリアに関してもお聞かせください。

宮本大氏(以下敬称略) 社会人になり一社目で1991年4月に株式会社ユナイテッドツアーズに入社し、主に予約業務に従事していました。その後、2000年6月に株式会社アーク・スリー・インターナショナルに入社いたしました。

 リテール内勤、ホールセール営業、発券、仕入れなどの業務、また2012年から東京支店の立ち上げおよび多拠点化をすすめ現在に至ります。旅行業界での経験は33年になります。

-貴社のサービス内容について概要をお聞かせください。

宮本 弊社は、旅行事業、保険事業、不動産事業と3つの事業を展開しております。旅行事業は、ホールセール、リテール、留学、メディアの4つの分野で構成されています。保険事業は西日本では主に学校関連、東日本では企業様をクライアントにしております。また、関西外国語大学内に営業所を設けていることもあり、学生マンションのご紹介などを手がけております。

 ホールセール事業に関しては、公示運賃、プライベートフェア共に取り扱っており、欧州方面の航空券は、欧州系航空会社と中東系航空会社の両方を取り扱っておりますが、現在では中東系航空会社経由のお客様が大半を占めています。アジア方面の航空券も契約数を増やし、幅広く取り扱っております。LCCについては、ジェットスターを国内線・国際線共に販売しており、旅行会社様向けの販売も積極的に展開しております。ホールセール用のB2B予約画面から簡単に予約・発券が可能です。

-会社の舵取りをする立場になられてからおよそ5年程経ちましたが、コロナ禍を乗り越えどのようなご感想でしょうか。まだ、代表取締役としてご自身に課せられている目標などがあればお聞かせください。

宮本 コロナ禍においては、旅行業界全体が未曽有の危機に直面し、弊社も大きな影響を受けました。しかしながら、社員一丸となってこの困難を乗り越えるべく、特にお客様や取引先様との関係を維持することに尽力いたしました。具体的には、社員の雇用を守ること、コロナ後の旅行需要回復に備え、サービス提供体制を維持、この2点を最優先に考えました。

 代表取締役としての目標は「お客様に最高の価値を提供し続けること」、また、そのためには「変化を恐れず、常に新しい情報やサービスを取り入れること」、「業界を問わずアンテナを張り巡らせておくこと」、が大切であると認識しています。