Fly to NYC!ニューヨーク市観光会議局、JL、AAが合同イベント、現地最新情報などをアップデート
ニューヨーク市観光会議局、日本航空(JL)、アメリカン航空(AA)は30日、都内で合同イベントを開催。AAによるJFK路線の開設を機にJLとともに利用を呼び掛けるとともに、現地最新情報などが伝えられた。
JLとAAの両社は2011年より共同運航やマイルの相互付与、ラウンジの利用など幅広く協力を行ってきた。先月28日にはAAが羽田~ニューヨーク(JFK)線の就航を開始。これにより両社あわせ1日3便が運航することとなった。
便名(HND発) | 出発時刻 | 到着時刻 | 便名(JFK発) | 出発時刻 | 到着時刻 |
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AA168(JL7010) | 16:30 | 16:59 | AA167(JL7009) | 11:15 | 14:30(翌日) |
JL006(AA8403) | 11:05 | 11:05 | JL005(AA8402) | 13:30 | 16:35(翌日) |
JL004(AA8496) | 18:30 | 18:30 | JL003(AA8495) | 01:40 | 04:45(翌日) |
また、コロナ禍にAAはJFKターミナル8の改修に4億ドルを投資。3つのプレミアムラウンジも開設しており、昨年5月28日からJLも同ターミナルの利用を開始。乗り継ぎの利便性が大幅に向上している。
登壇したニューヨーク市観光会議局日本オフィスの伊藤宏和氏は、現地情報をアップデート。人気の観光施設「ロックフェラーセンター」には、昨年12月に新アトラクション「ザ・ビーム」が誕生した。同施設の建設作業員達が鉄骨に乗りながらランチを楽しむ当時の写真を再現したもので、ランチは食べられないものの安全に当時さながらの体験ができるという。他にも、今年200周年を迎えたブルックリン美術館では、秋頃から記念展示会など各種イベントを予定している。
また、新たな観光施設もオープンする。来年にはヤンキースタジアムのほど近くに「The Hip Hop Museum」が開館予定で、位置するブロンクスはヒップホップ発祥の地。昨年がヒップホップ誕生50周年だった。
更に2026年には「The American LGBTQ+ Museum」が誕生予定。ニューヨークでは、毎年6月に性の多様性の理解を深める「プライドマーチ」が開催されている。
その他のアップデートとして、ニューヨークの地下鉄利用の際に使われてきた「メトロカード」が今年中に廃止となる予定だ。既に「OMNY」と呼ばれる新システムが導入されており、クレジットカードやスマホのタッチ決済で地下鉄が利用できるという。