ツーリズムEXPO開催概要発表、18万人来場目標に旅を通した"新たな価値"表現
日本旅行業協会(JATA)が11日の定例会見で「ツーリズムEXPOジャパン2024」の開催概要を発表した。会期は9月26日~29日の計4日間。会場は東京ビッグサイトで、前半2日間が業界日、後半2日間が一般日となっている。
今回のテーマは「旅、それは新たな価値との遭遇」で、コロナ禍を経た旅を通した多様な価値観を表現する。また、来年に開催を控える大阪・関西万博へと繋がる情報発信や、復興支援、地域の持続可能な発展に寄与する各企画を用意する。
大阪での前回開催時には、来場者数148,062人を記録したが、今回は業界日58,000人、一般日122,000人、計180,000人を目標に、出展小間目標は1500小間(前回:1442)としている。また、海外からの出展者向けの新たな取り組みとして、海外拠点に訪日旅行以外を取り扱う「第三国バイヤー」を10名招聘し、商談件数の増加を目指す。
同イベントでは例年各特集企画展を実施しているが、今回も「アドベンチャーツーリズム」「クルーズ」「SDGs」などのほか、新たに「ワーケーション・ラーケーション」「テーマ型観光地」の企画展を開催する。
今回も前半2日間に「トラベルソリューション展」を同時開催。26日~28日にはJNTO主催「VISIT JAPANトラベル&MICEマート2024」が同会場にて開催される。
また、イベント初日には「第8回ジャパン・ツーリズム・アワード」の表彰式を開催予定で、今月1日から募集を開始。5月31日を締切日としている。
なお、一般日のチケットは前売券が1,000円、当日券が1,300円。8月1日から発売開始予定だが、大学生までは無料とし、業界日も無料(要事前登録)となっている。
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