ニューカレドニア 日本人観光客19年並目指す、4月からキャンペーン実施
ニューカレドニア観光局とエアカランは28日、都内で業界向けのセミナーを開催し、活動方針や4月から開始するオフピークキャンペーンなどについて発表を行った。
同局によると、昨年の日本人訪問者数は7116人で、19年比32.8%(19年:21,727人)。今後のマーケティングでは、「観光消費の増加」「滞在日数の長期化」「訪問者数の増加」を目標に、日本人観光客数については19年レベルへの回復を目指す。
そのために今後は、シニア層の開拓やハネムーン市場、団体・教育旅行の強化を戦略とした旅行会社との量販強化活動に取り組む。同局とエアカランでは現在、ファムツアーも計画されており、参加できない旅行会社に対しては動画配信も検討しているという。また、ウェブサイト上ではE-ラーニングプログラムを既に展開しており、参加者には毎月1万円相当のギフトが当たるチャンスも用意されている。
オフシーズン期間の4月1日~7月17日には、日本市場向けの「なっ得!いっ得!ニューカレ!キャンペーン」を実施する。国内でSB801/SB800便を購入、発券した旅行者を対象に、5000CFP(6000円相当)の割引クーポンを提供するもので、ショッピング、レンタカー、オプショナルツアーなどに使用できる。特設サイトを3月上旬にも公開する予定で、キャンペーンに参加する場合、旅行者自身がサイト上から登録する必要がある。
また、同局は現在公式ウェブサイトの刷新も行っており、4月~6月にも完成する予定だ。