観光庁が「地域・日本の新たなレガシー形成事業」公募
観光庁は、持続的な観光地経営の実現につなげる「地域・日本の新たなレガシー形成事業」の令和6年度の公募を実施している。
同事業は、将来にわたって国内外からの旅行需要を喚起し、継続的な来訪や消費額向上につながる地域・日本のレガシーとなりうる観光資源を形成することが目的。レガシー形成は地域の歴史や文化、自然などを活用するもので、中長期的に地域と連携してレガシー形成に関する実現可能性調査やプラン作成を行う。地方運輸局などを実施主体として地方自治体らと連携して事業を進める。
レガシー形成を検討する事業については地域と連携し、実現可能性調査(FS調査)や調査結果を踏まえてプランを作成。前年度までの事業で良質な案件についても継続的に支援する。
応募主体は地方公共団体やDMO、観光協会などで地方公共団体の関与・参画は必須。対象事業はFS調査及びレガシー形成に向けたプラン作成に関する経費、事業の実現に向けた検討に関する経費など。事業費は1事業あたり950万円が上限。継続案件のうち重点的な検討を希望する事業は上限1600万円。
提出書類や締切などは各地方運輸局HPの当該ページへ。
情報提供:トラベルニュース社