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TIFS会員インタビューVol.3 国際ツーリズム 前原 勝 氏

  • 2024年2月26日
  • 出典:一般社団法人新観光創造連合会(TIFS)

 TIFS会員の取組をご紹介するシリーズ第3弾は株式会社国際ツーリズム代表取締役 前原 勝さんの取組をご紹介します。

 前原さんは沖縄出身、派遣添乗員を皮切りに、人材派遣会社にて人材育成や旅行実務に長年携われた後、経験と人脈を活かし、旅行会社と運送会社双方の業務の効率・合理化・収益性向上に寄与することを目的に2022年に独立されました。主な事業としては北は北海道、南は沖縄まで日本全国のバス・タクシー・ハイヤー会社とのネットワークを活かし、全国の観光バス・ジャンボタクシー・ハイヤーを旅行会社へ提供されています。

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趣味は地方グルメの食べ歩き。またご結婚歴は33年だが単身赴任歴も長いので、料理や家事全般がお得意とのこと。
-まずは自己紹介をお願いいたします。

前原 勝 氏(以下敬称略) 沖縄生まれ沖縄育ちです。この業界に入ったのは20代前半の頃、新聞広告で「添乗員募集」という文字を見かけたことがきっかけでした。観光地・沖縄育ちとして、観光の仕事と言えばホテルやお土産屋さんなどの「受け」のイメージでしたが、添乗員としてお客様をご案内するという仕事が純粋に面白そうだと思い、飛び込みました。

 当時は添乗員という仕事が徐々に広がってきている頃で、入社した添乗派遣の会社も沖縄進出後、名古屋、東京への拡大をしていき、私もそれに伴い転勤をしながら新事務所のオープニングスタッフとして社員の採用から教育育成、営業事務所の責任者なども経て、最終的には新規事業なども手掛けたりしていました。

 その後、旅行会社へ転職をして、スーパーやメーカーさんとのタイアップ商品(景品旅行)などの手配から、一般旅行者様の手配など様々な手配を15年ほど経験しました。その中で、今の会社で知見が活きている、バス手配などのノウハウも学びました。

-起業されたきっかけについて教えてください。

前原 コロナ禍が始まったころ、業界から多くの人材が流出していくのを目の当たりにして、いつかコロナ禍が収束したあと、特に中小企業では人材が不足し、バスの手配など領域で苦労するようになるだろうと思ったため、思い切って独立し、旅行会社様向けに旅行サービス手配をする会社として、2022年に株式会社国際ツーリズムを立ち上げました。

 コロナ禍が明けきらない中でのスタートで、1年目は苦労もしましたが、地道に営業に力を入れた結果、2年目以降は順調に業績が伸びております。

-具体的な手配内容をお聞かせください。

前原 バス・ハイヤー・タクシーなどの手配がメインで日本全国対応いたします。クライアントは主に日本の旅行会社で、7割位が日本人を扱っている日本の旅行会社。残り3割位がインバウンドを取り扱っている旅行会社さんです。旅行サービス手配業ですので、取引は旅行会社や同業の旅行サービス手配業さんと行い、一般旅行者様からのご依頼はお受けしません。ウェブサイトもつくっていません。