福井県と大阪観光局が連携協定 新幹線延伸や万博で広域周遊ルート造成
福井県と福井県観光連盟は10月27日、大阪観光局と観光促進に関する包括連携協定を締結した。
来年3月16日の北陸新幹線福井・敦賀開業や2025年の大阪・関西万博に向け、福井県と大阪府の観光資源を融合し、新たな価値の創造や広域周遊ルート造成を推進する。訪日外国人旅行者など交流人口の拡大や双方の地域経済の発展に寄与することを目指す。
福井県の杉本達治知事は「今年7月に行った恐竜博物館のリニューアルや、半年後に控えた北陸新幹線の県内開業など観光に明るいニュースが続き、大阪府も万博開催まで500日を切り盛り上がっています。お互いの地域経済にメリットを作っていくことで、両府県の大きな飛躍を期待しています」。
大阪観光局の溝畑宏理事長は「関西~北陸~東京を巡る新たな広域観光周遊ルート『レインボールート』を構築し、日本全体の観光の底上げを図りたい」とコメント。
情報提供:トラベルニュース社