求人情報

来週開幕迎えるツーリズムEXPOジャパン、1000超の企業 団体が出展へ

  • 2023年10月19日

 JATAは、日本外航客船協会(JOPA)、日本国際クルーズ協議会(JICC)、および国内外のクルーズ会社11社と協働のもと、11月1日より「今こそクルーズ!キャンペーン」を開始する。

(左から)JOTCクルーズ旅行推進部会長 松浦賢太郎氏、JOPA副会長 上野友督氏、JICC会長 堀川悟氏、JATA副会長 酒井淳氏

 19年日本人クルーズ人口は過去最多の35.7万人を数えたが、コロナの影響から20年1.9万人、21年1.2万人、22年4.2万人と厳しい状況が続いている。JATAでは、昨年も日本のクルーズ会社3社とクルーズキャンペーンを実施したが、今回は初めて海外クルーズ会社を交えての取り組みとなる。

 今回のキャンペーンは、主催会社が指定する対象コースを参画旅行会社を通じて予約した際に、キャンペーンページから「初めてのクルーズへの期待やかつて乗船したクルーズの思い出」の写真やメッセージを投稿することで、抽選で10万円相当のクルーズ旅行券やオリジナルグッズなどが当たるもので、予約・キャンペーン参加期間は23年11月1日~24年3月31日、旅行期間は24年4月1日~9月30日出発分まで、当選発表は24年4月中旬を予定している。

■主催会社
日本旅行業協会(JATA)、日本外航客船協会(JOPA)、日本国際クルーズ協議会(JICC)、郵船クルーズ、商船三井クルーズ、MSCクルーズ、プリンセス・クルーズ、セレブリティ・クルーズ、キュナード・ライン、ホーランドアメリカライン、オーシャニアクルーズ、ポナン、リージェント セブンシーズクルーズ、シルバーシー・クルーズ

■参画旅行会社
エイチ・アイ・エス、クラブツーリズム、クルーズのゆたか倶楽部、JTB、日本旅行、阪急交通社、名鉄観光サービス、郵船トラベル、読売旅行
※今後JATA加盟の旅行会社からの参画意向により会社数は変動する。


 今回のキャンペーンは、コロナ禍でクルーズから一度離れてしまったリピーターや、若年層を中心とした新たな顧客層へクルーズ旅行の楽しさを訴求することを目的としており、昨年実施されたキャンペーンではハガキ投函による応募形式だったが、今回は専用サイトからの応募のみで完結、および投稿された写真などをキャンペーン公式インスタグラムにアップするなど、SNSを活用することで若年層へのアプローチを図る。

 JATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)クルーズ旅行推進部会 会長の松浦賢太郎氏は「日本のクルーズ市場の早期復活の重要性という共通認識のもと、普段はライバル同士の船社11社が協働し、日本で初めての本格的なキャンペーンを展開する。一人でも多くの方にクルーズを体験してもらい、関心を持っていただきたい」と意気込みを語った。