旅は日常か?それともアガる特別な日なのか?-インプリージョン オダギリサトシ氏
違和感の正体
そのぼんやりとした違和感は
写真を眺めるだけでなく
テキストを読み込むことではっきりとしてきました。
“旅は主役になれる時間、気分がアガる服を選びたい”(28項より引用)
そっか~
そうなんよね~
私のように
旅に関する仕事をしていて
1年のうち半分近くは旅している人間にとっては
旅は日常だから
そんなにアガらない。
荷物は減らしたいし、壊れないもの持ちたいし
なんならいつもと同じ服だし
持ち物も変わらない。
でも
年に2,3回しか旅行しない人にとっては
(コロナ明けで3年ぶりの旅行となればなおさら)
アガるかもしれないなぁ。
アガったら
いい服着たいし、いい匂いしたいし
いいアクセ着けたいし、いいコスメ使いたいし
いい写真撮りたいし、いい音聞きたいし。
そりゃ
旅道具も拘りたくなるわ。
このギャップたるや!
違和感あるはずだわ。
でも
このギャップに気付けただけでも
990円(雑誌の価格)の元とったし勉強なったよなぁ
なんてことを思いながら
新幹線居酒屋の時間から新幹線仮眠所の時間となって
寝落ちしていきました。
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