【シアトル視察レポート・後編】コーヒーの都、アート&カルチャー、グルメを足回りのいい市内で楽しむ

  • 2023年6月27日

 シアトル観光局(ビジット・シアトル)が、4月に開催したコロナ後初の日本向け視察旅行の後編。前編では市内から車で30分という近距離のワイナリー・高級リゾートを巡ったが、後編では市内に入りシェアライドやモノレールで回れる文化施設・市場歩きなど気軽に回れる観光スポットを視察した。

 シアトルのダウンタウンから、パイク・ストリートを海に向かって歩くと、今も開いている市場としては全米最古のパイク・プレイス・マーケットがある。マーケットに面してある「スターバックス1号店」は大抵行列ができている。

入店待ちの行列が出来ていることが多い「スターバックス1号店」。時間に余裕を持って行こう。

 反対側に20分も歩けば「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」がある。今や東京はじめ世界6店舗あるスターバックスの焙煎所の第1号店だ。焙煎したての豆が空気圧を利用してパイプで送られてくる。店内ベーカリーで焼かれているパンも美味。店内では、ベーカリーのパンの他にピザなどの軽食も楽しめる。

 奥にある「ミクソロジー・バー」では、アルコールを使ったコーヒーのカクテルも提供される。体験したのは「It Standard Here First 」という3つのスタイルの異なるコーヒーカクテルとプリンチのディニッシュのペアリングを楽しめるコース。焙煎豆の記念バッグ付きで$55(要予約)で満足度も高い。

「スターバックス1号店」とここ「スターバックス・リザーブ・ロースタリー」は、スタバ好きに必須のチェックポイント。
焙煎したての豆が送られてきて、目の前で袋詰めしている。
アメリカーノや水出しコーヒーなど3つの異なるスタイルで淹れたコーヒーで作るカクテルが提供される。
ペストリーもカクテルに合わせて3種類が出てくる。

 この周辺は、洒落た雑貨やアパレルのお店や飲食店も多い。お昼を軽く取るのに、生け簀にいれたワシントン州の養殖牡蠣を楽しめる「テイラー・シェルフィシュ・ファームズ」へ。みるからに新鮮な牡蠣を食べ比べできる。海老、蟹や加熱した料理もある。生牡蠣は1個$1.4〜$2.5 。日本がルーツのKumamotoは、小ぶりで上品な味がアメリカで人気。

6種の牡蠣に海老や蟹。左に見える小ぶりの牡蠣がKumamoto。

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