3月のホテル業界スキマバイト募集数が前年同月比13.4倍に、タイミーが利用実態レポート発表
スキマバイトサービスのタイミーが直近3カ月のホテル案件募集人数(前年同月比)の情報をもとに、ホテル業界の人手不足の現況に関するレポートを発表した。
下記グラフによると、ホテル業界のスキマバイト募集人数はそれぞれ前年同月比で1月約8.6倍、2月約23.3倍、3月約13.4倍となっており、急増の要因としては昨年10月以降の訪日需要の回復が大きいと推察している。需要の拡大に伴い深刻さを増すのが人手不足で、帝国データバンクが実施した人手不足に対する企業の動向調査(2023年1月版) によると、正社員の人手不足を感じると回答した企業が最も多い業界は「旅館・ホテル」で、77.8%だった。
レポートではホテルでのタイミー活用例なども紹介されており、ホテル業界では業務を細かく切り分けることによりスキマバイト人材の活用を可能にしているという。
また、タイミーは昨年の冬にホテル業界専門のチームを立ち上げ、ホテル業界でのスキマバイト人材の活用普及に向けた認知施策やマニュアル作成などを行っており、都市部のホテルや今後の訪日需要拡大に伴い人手不足が予想される地方の旅館・ホテルにもスキマバイト活用を広げていきたい考え。