業界ニュースを振り返る ー 何故自分がクルーズ旅を選ばないか
今週、第4位の記事にクルーズ旅に関する記事 がランクインしています。そこで久野氏がクルーズイズムの目的として「先入観や既成概念によって知らず知らずのうちにクルーズ旅を諦めている方、クルーズ旅を検索すらしない方々をターゲットに潜在的なクルーズ顧客層を掘り起こすためインフルエンサーマーケティングを活用した情報発信を行っていく」というものがあります。
確かに、私もほとんどクルーズ旅に関して知識がありませんし、存在は知りながらも意識して避けたことすらなく、ドンピシャで「先入観や既成概念によって知らず知らずのうちにクルーズ旅を諦めている人間です」では、なぜ自分が無意識で避けているのかというのを考えてみました。なので、今回この記事部分を書くにあたって調べたりもあえてしていません。私が正しい情報を持っているかどうかではなく「こうだと思っているから行かない」というところが何なのかを考えて見ました。
まず、インターネット環境が安定しないだろうなと言うのが、個人的にはかなり大きいです。仕事でワーケーションも事前申請などなしで問題ないので、国内旅行に行くと平日は部分的に仕事をしています。毎日午前中だけ仕事をするとかですね。こうするとお客様とのスケジュールも調整しやすいですし、何かのトラブルが万が一あっても対応できます。でも、海上ではネット環境がどこまで保証されるのかは不安が大きいです。以前Metaの社員がクルーズ船に住む契約をしたニュースなんかもありましたし全船がそういうわけでもないのでしょうが、自分の乗った船がどうかと中々厳しいです。
そしてもう一つは、クルーズ船の中で楽しむ魅力をよく知らないというのもあります。これは私の個人的な趣味嗜好にも大きく関わってくるところではありますが、そもそもがオールインクルーシブホテルで良いんじゃないの?というのがあります。クルーズ船だと移動しながら色々なところに寄ってくれるんでしょうから、その点では違いがあるのかもしれませんが、オールインクルーシブホテルに泊まる!って決めて泊まる時って宿から動かないで良いのが良さなんじゃないかと思っているので、クルーズ船だとそれに対抗できる魅力があるのかっていうのがわからない、と思うと二の足を踏んでしまいますね。
ほかにも「パートナーは船酔いしやすいけど大丈夫か」とか「旅先ならではのものが楽しめなさそう」とかまあ色々思うところは多々あります。そして行きたいところは国内国外いくらでもあるとなると、わざわざクルーズ船を選択肢に入れなかったのだろうなというのが自己分析です。そこのギャップを埋める1手段として、SNSマーケティングは良い手段だと思います。あとは、そもそも論として若年層や中年層のどれだけの割合がクルーズ旅行にフィットするかでしょうか。クルーズ船9日間とかになると、それを許容できる労働条件の人間が日本にどれだけいるのか……日本にもバカンス文化があればまた違ったんですかね。