就航開始する日本/イスラエル定期直行便、ANAとのコードシェアも?—エルアル・イスラエル航空アディ・レヴィー氏
-11月までの運行を決定されているかと存じます。11月以降の運行については現時点でどのようにお考えでしょうか。
レヴィー もちろん今後の状況次第ではありますが、イスラエルではスキーの人気が高く、現状は欧州方面に行く方が多いので、東京/イスラエル線によってスキーのために日本へ行くというマーケットは開拓できるのではと考えています。
-昨年イスラエルはサウジアラビアの上空通過権を得たというニュースがありました。貴社にとってどのような影響がありますでしょうか?
レヴィー 直接日本路線に影響はないのですが、バンコクやインド、香港路線は飛行時間が大幅に短縮されます。また、現在新たにオーストラリアへの直行便を計画しているのですが、今回のニュースはそちらにも大きなインパクトがあります。
加えて、先日オマーンの上空通過も認められましたので、こちらも今後更なる効果が期待できると思います。
-エティハド航空とは先日ロイヤルティプログラムの提携をされたかと思いますが、他にも他社との提携の可能性はあるのでしょうか?
レヴィー 一部の航空会社とは既に行っているのですが、現在全日空(NH)とはコードシェアやマイレージの互換プログラム合意に向けた最終段階に入っています。双方前向きに進めていることもあり、近日正式に発表できると思いますが、実現すれば日本市場への大きなインパクトとなります。
今現在我々はどこのアライアンスにも属していませんが、各地域の航空会社とのコードシェアなどの提携はどんどん進めていきたいと考えています。