ジェイバ、エイビス・レンタカーのGSA本格稼働に向けキックオフパーティー開催
エイビス・レンタカーの日本総代理店(GSA)となったジェイバはさきごろキックオフパーティーを開催した。冒頭、同社会長の市川裕美氏は「9月26日付でエイビス、バジェットの両方の総代理店をおこなうこととなった」と挨拶。
エイビス・レンタカーは長らくオーバーシーズ・トラベル(OTA)がGSAをおこなっていたが、9月26日付けでジェイバが業務を引き継ぐこととなった。ジェイバは1996年から2009年までバジェットレンタカーのGSAを務めており、2018年11月より再びGSAとなっている。これによりエイビス・バジェット・グループの両ブランドのGSAを務めることとなる。
バジェット・レンタカーは1946年にアメリカで創業し、ターゲットはレジャーを中心としたブランド。エイビス・レンタカーは1958年にアメリカで創業しコーポレートを中心とした顧客を持ち約170ヶ国に約5500ヶ所の拠点を持つ。
エイビス・レンタカーの責任者となるジェイバのゼネラルマネージャーを務める根本裕美氏は「現在、オンラインシステムを作っており、来年早々には稼働を開始したい」と述べ、B2B、B2Cともにオンラインで予約ができる体制を整えているという。またOTAから転籍など予約・カスタマーサービスも人員を増やしているところ。
またバジェット・レンタカーの責任者でゼネラルマネージャーの砂原信夫氏は「プロモーションなどもひとつのブランドで単独でおこなうよりも、2ブランドでおこなうことで効率的にできる」と話し、来年のマーケットの回復を期待し準備をすすめていると意欲を示した。