旅行業界の事務業務を最適化、DX-BPOトップリーダーのインテージテクノスフィアの強みとは[PR]

  • 2023年1月4日

支払管理から支払いデータ作成・管理までトータルサポート
他社との協業・共創で自治体BPOにも積極参画

-そのほかのBPOについてはいかがですか。
久保氏

百合嶋 自治体向けのBPOにも力を入れています。コロナ禍では、他社との協業で、ワクチン接種業務も受託しました。接種券の発送、予約受付、接種後のVRSへの登録作業までをワンストップで対応。また、市民からの問い合わせに対応するコールセンター業務も請け負いました。これまでの実績を活かして。色々な分野に広げています。

 また、「全国旅行支援」では、旅行会社から申請作業は煩雑で大変だと言う相談を受けました。そのため、申請のための補助ツールの提供やデータ処理の支援で対応させていただきました。

 旅行会社は、今後もBPOに参入していくと思います。旅行会社と弊社の強みを活かした協業・共創ができると考え、対話を通し模索しているところです。

-ワクチン接種以外の自治体向けサービスを教えてください。

百合嶋 自治体の方も意識が変わってきたと感じています。人口減少で人手が足りなくなっても、自治体のサービスは落とせません。積極的に外部を使っていく必要があるという意識はあると思います。

 自治体向けでは、印刷、封入・封緘、発送までのBPO、コールセンター業務、さらに事務局運営にも広げています。そこでは、データ作成やデータ管理などもおこない、公共団体や自治体が行う業務を丸ごと請け負う事業を拡大したいと考えています。また、地元長野県内の民間企業とも意見交換しながら、事業成長のパートナーとして伴走していきたいと考えています。

-新しい取り組みや今後の展望について、お聞かせください。
百合嶋氏

百合嶋 新しい取り組みとしては、体験販売のポータルサイトを始める旅行会社向けに、能動的にサプライヤーの情報を提供するビジネスの展開を始めています。例えば、ゴルフなどのスポーツ体験などで、新たに販売を始める旅行会社に対して、ポータルサイトに出すためのデータの処理だけでなく、施設側と直接コミュニケーションをとって、新しいプランの造成などを働きかけています。

 また、アウトバウンドやインバウンドでも、旅行会社のお手伝いできるところはあるのではないかと模索しているところです。インバウンド向けには、MaaSの精算支援も始めています。

 短期中期的な展望としては、公共団体や自治体の領域を広げていきたいと考えています。旅行会社との協業もあるでしょうし、直接的な受注もあるでしょう。バックオフィス支援で強みがありますので、その周辺分野も含めて、例えばイベント会場の設営・運営などやそれに付随するデータの分析・管理にも関わっていきたいと思っています。また、旅行業界向けには、MaaSのほかにも、フロントのマーケティングや販売促進などの分野も伸ばしていきたいと考えています。

 長期的には、旅行業界や自治体などのほかに、ビジネスの軸を複数持って、事業のポートフォリオをしっかりと作っていきたい。ビジネスや外部環境の変化に応じて、新しい商品・サービスを創出していくことが大切だと思っています。

-ありがとうございました。