星野リゾートがハイアット大阪内にリゾナーレ、供給過多対策の一手-全国旅行支援やOMOエアポートホテルも、秋発表会

  • 2022年10月12日

OMOでは新たにエアポートホテル、北海道では星のや初のレジデンスホテル

OMO関西空港(イメージイラスト)

 このほか、プレス発表会では今後の新規開業ホテルについても説明があった。都市型観光ホテル「OMO」では、星野リゾート初となるエアポートホテル「OMO関西空港 by 星野リゾート」を開業。星野氏は「空港のホテルは積極的に泊まっている人はいないタイプのカテゴリ。『人生最悪の夜』ともいうべきエアポートホテルの宿泊を、旅を楽しめるテンションのあがる体験にできないと考えた」と話した。客室数は全700室で、「空チカ、ファンタイム」をテーマに、飛行機のエンジンや座席をモチーフとしたパブリックスペース、大阪湾をのぞめるルーフトップバーなどを用意する。このほか2023年4月6日には四国にOMOブランド初の「OMO7高知 by 星野リゾート」、4月25日には「熊本 by 星野リゾート」を開業する予定。2026年をめどに旧市庁舎行政棟を保存活用する形で「OMO7横浜 by 星野リゾート」もオープンする。

 星のやでは2026年秋をめどに北海道の倶知安町に「星のやロッジ ニセコ(仮称)」を開業。星のやブランド初のレジデンスホテルで、客室数は62室。コンドミニアム形式のユニットをオーナーが所有し、通常時はホテルとして貸し出す形式で、年内に販売を開始する。

星野リゾート海外旅行保険はグアム限定で提供

 海外では2023年4月に海外初のリゾナーレブランド「星野リゾート リゾナーレグアム」がリブランドオープンする予定。リブランドはまだだがすでに運営は開始しており、11月からは星野リゾートではグアム旅行を安心して楽しんでもらうための施策として、乳児を含む予約者全員に「星野リゾート海外旅行保険」を無料で提供する。コロナを含む病気やケガを対象にしており、コロナを含む病気やケガが対象。補償額は1回最大100万円としており、現地で病院を紹介する。