NCLの最新船「ノルウェージャン プリマ」を正式引き渡し、命名式にはケイティ・ペリーもゲスト出演
ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は8月27日に最新船「ノルウェージャン プリマ」の命名式をアイスランドのレイキャビクでおこなった。式には2500名以上の来賓が招かれプリマクラスの6隻のうち1隻目のデビューとなった。
同船は全長965フィート(294メートル)、14万2500総トン、3100名収容でき、船全体を取り囲む屋外通路「オーシャンブルバード」、海に溶け込むようにデザインされたプ―ル「インフィニティビーチ」のほか、洋上最速のスライダー「ザ・ラッシュ」や「ザ・ドロップ」、3層式レーストラック「プリマスピードウェイ」など様々なアトラクションも楽しめる。
ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングス社長兼CEOフランク・デル・リオ氏は、「ノルウェージャン プリマは、その美しいデザインと個性あふれる設備仕様で他を凌駕するものです。プリマでしかできない体験を搭載し、船上スペースは業界で最もゆとりある新造船として、NCLの『業界初』というレガシーを継承しています。」と意気込みを述べた。
式では、ケイティ・ペリーが船の命名を公式に宣言し、3階建てのプリマシアター&クラブのステージでは幻想的な舞台装置の中、「カリフォルニア・ガールズ」や「ティーネージ ドリーム」などのヒットチャート曲でゲストを楽しませた。
ノルウェージャン プリマは、2022年9月3日からオランダ、デンマーク、イギリス発、北ヨーロッパへの初クルーズをおこなう。その後、10月と11月にニューヨーク、テキサス州ガルベストン、マイアミ発でカリブ海クルーズを実施。2023年と2024年のクルーズシーズンには母港のフロリダ州ポートカナベラルとテキサス州ガルベストンが拠点となる予定だ。