エア・カナダ、下期は同日乗り継ぎでトロントからハバナへ、旅行会社へ商品造成呼びかけ-キューバセミナー開催
セミナーではキューバ共和国大使館経済・通商担当参事官のカティア・モンソン氏より現地の最新情報も案内。現在、新型コロナの1日のあたりの新規感染者数が100名以下で、6月から8月までの死亡者数は1名だという。モンソン氏は「ワクチンの接種率は90.1%で安全なデスティネーション」と紹介。また入国に際しPCR検査やワクチン接種証明書は不要で、公共交通機関や病院などの例外を除き、基本的にはマスクの着用は不要だという。
観光客については2022年7月末で全世界から83万4891人が訪れており、国別ではカナダ、アメリカ、スペイン、ロシア、ドイツの順で多く2022年は250万人を目標にしている。日本からは8月21日現在で508人がキューバに訪れており、そのうち336人が団体旅行だという。
キューバは5月の国際旅行見本市で新PRキャンペーン「CUBA Única(オンリーワン キューバ)」を発表した。伝統と現代が融合したおもてなしの国キューバをアピールするもので、様々な分野のアンバサダーを起用しており「キューバの人々が観光客へキューバを発見しようと誘っている」(モンソン氏)
また10月26日~29日に開催されるバラデロで開催される「キューバ ゴルフ グランド トーナメント」や「ワールド カクテル チャンピオンシップ」、カジキやシイラなどのスポーツフィッシングをおこなう「ハルディネス・デル・レイ国際トローリング大会」なども紹介した。
セミナーの最後にはキューバ共和国特命全権大使のミゲル・A・ラミネス氏より「キューバの6月から8月の新規感染者は100名以下で死亡者は1名で安全な国」と述べ、新型コロナは終息に向かっているとした。また9月7日からの日本の水際対策緩和に期待しセミナーに参加した旅行会社へ「キューバへの旅行者を募っていただきたい」と呼びかけた。
そのほか現地にオフィスを構えるキューバ専門旅行会社のトラベルボデギータの佐々木聡子氏より新オープンのホテルやおすすめのキューバ旅程なども紹介された。