オーストラリア / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報
オーストラリアにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、各州の状況をお知らせいたします。
■ 2022年月7月06日よりワクチン未接種者の入国も可能に
オーストラリア国外からの入国する旅行者に対し、特別な理由がある場合を除いて、原則新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を完了していることを入国許可の条件としていました
オーストラリア政府は、2022年月7月06日よりこのワクチン接種完了の入国条件を撤廃することを発表しました。
この日よりワクチン接種を完了していない人も、特別な許可を得ることなく、オーストラリアへの入国が可能になります。
また、ワクチン接種記録の提出にも利用されていた、デジタル乗客宣言(DPD: Degital Passenger Declaration)も同日に廃止されました。
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■ オーストラリア国内感染者数
7月29日時点のオーストラリア国内の新型コロナウイルスの感染者数は以下の通りです。
オーストラリアでも6月下旬より、BA.5の感染拡大により新規感染者数が上昇する傾向にあるものの、当地ではニュースでもそれほど話題にもならず、オーストラリアの各地はいたって平静を保っています。
* オーストラリア現感染者数: 369,850名
オーストラリア首都特別地域(ACT) --- 5,590名
ニューサウスウェールズ州(NSW) --- 174,823名
ノーザンテリトリー準州(NT) --- 2,822名
クイーンズランド州(QLD) --- 59,022名
南オーストラリア州(SA) --- 24,321名
タスマニア州(TAS) --- 7,252名
ビクトリア州(VIC) --- 68,463名
西オーストラリア州(WA) --- 27,557名
※オーストラリア政府保険局 コロナウィルスの現況と症例者数
https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers
■ オーストラリア各州で実施されている州境制限
オーストラリアには6つの州と2つの準州からなる連邦国家であり、各州・準州政府が強い権限を持っています。
オーストラリアの国としての入国可能条件に追加して、入国するその州・準州政府が追加の条件を実施することがあります。
◎ 州・準州ごとの到着後隔離・検査義務
下記の州境移動の制限は、空路で到着するワクチン接種完了者に対する制限内容となり、陸路での入州、ワクチン接種を完了していない人に対しては、別途制限があります。
何れの州もオーストラリア連邦政府の定めた、オーストラリア入国条件を満たした上での、追加の入国条件、行動制限となります。
2022年6月まで、州によって到着24時間以内に迅速抗原検査(RAT検査)を行って陰性結果を得るまでは自宅、宿泊施設で待機等の制限がありましたが、現在全州においてそれらの制限は撤廃されました
※オーストラリアで承認されている新型コロナウィルスの迅速抗原セルフテスト
https://www.tga.gov.au/covid-19-rapid-antigen-self-tests-are-approved-australia
◎ ニューサウスウェールズ州 (シドニーなど)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
◎ ビクトリア州 (メルボルンなど)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
◎ クイーンズランド州 (ゴールドコースト、ケアンズなど)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
◎ 西オーストラリア州 (パースなど)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
◎ タスマニア州 (ホバートなど)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
◎ 南オーストラリア州 (アデレードなど)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
◎ ノーザンテリトリー準州 (エアーズロック、ダーウィンなど)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
◎ オーストラリア首都特別区 (キャンベラ)
* 国内から到着 --- 到着後、検査義務なし
* 海外から到着 --- 到着後、検査義務なし
以上、ご注意ください。