ANAとJAL、17年度上期国際線旅客は3.2%増、利用率78%
▽9月単月は6.7%増、利用率は79.3%
9月単月の2社の国際線旅客数の合計は6.7%増の149万9135人。ASKは4.8%増、RPKは7.0%増で、利用率は1.6ポイント増の79.3%だった。このうちNHの旅客数は10.1%増の79万3082人。ASKは7.7%増、RPKは9.6%増で、利用率は1.4ポイント増の76.6%となった。上期の実績と同様に旅客数はJLの70万6053人を上回ったが、利用率についてはJLが2.1ポイント増の82.7%でNHを上回った。
NHの方面別の旅客数は「アジア・オセアニア」が最も多く12.1%増の54万2202人。次いで「北米・ホノルル」が2.6%増の17万4612人、「欧州」が14.4%増の7万6268人となった。利用率は「欧州」が6.5ポイント増の85.4%で最も高く、伸び率も1位に。そのほか「アジア・オセアニア」も2.3ポイント増の71.7%と前年を上回ったが、「北米・ホノルル」は1.8ポイント減の78.9%となった。
JLの方面別の旅客数は「ハワイ・グアム」が0.9%減の9万3599人となった以外は、全方面が前年を上回った。「オセアニア」は9月1日から成田/メルボルン線の運航を開始したことで、37.0%増の1万7595人と大幅増。利用率は「韓国」が1.0ポイント増の76.7%となった以外は、全方面が8割以上を記録した。最も高かったのは「ハワイ・グアム」で1.7ポイント増の87.9%だった。