プルマントゥール、17年もカナリア諸島クルーズ実施
スペインに拠点を置くプルマントゥール・クルーズの日本地区総代理店を務めるジェイバは9月8日、都内で2017年商品の説明会を開催し、今年11月から17年2月出発分まで実施する客船「ホライズン」(4万7427トン、乗客定員1828人)のカナリア諸島周遊クルーズを、17年11月にも予定していることを発表した。来日したプルマントゥール・クルーズのインターナショナル・セールス・ディレクターのジョージア・カパビアンカ氏は「すべてのクルーズにおいて食事の質を見直し、寄港地でのエクスカーションの種類を増やした」とアピールした。
同クルーズは、カナリア諸島のグラン・カナリア島、テネリフェ島、ラ・パルマ島、ランサローテ島、フエルテベントゥラ島の5島を周遊するもの。4泊5日から7泊8日まで6コースを用意し、モロッコのアガディールに寄港するコースも設けた。発着地はグラン・カナリア島またはテネリフェ島で、クルーズ料金は425ユーロから。カパビアンカ氏は「治安が良いこれらのエリアを、旬の季節に周遊することできる」と述べた。
続いて登壇したジェイバの営業部長の西川量通氏は、プルマントゥールの特徴として「スペインの楽しい雰囲気に満ち、カジュアル船ながらアルコール飲料が価格に含まれるオールインクルーシブ制を採用している」とアピール。また、「エーゲ海クルーズにおいて人気の高いミコノス島、ロードス島、サントリーニ島、パトモス島を巡るクルーズを実施するなど、ユニークなスケジュールが売り」と説明した。
そのほかには、新たに「ホライズン」と「ソブリン」(7万3192トン、乗客定員2852人)に優先乗下船や無料のルームサービス、レストランの優先予約など26種類のサービスを受けられる「グランドクラス」を、「モナーク」(7万3937トン、乗客定員2766人)に23種類のサービスを受けられる「ウェーブヨットクラブ」を設けたことを説明した。ともにロイヤルスイートなどの上級クラスの利用者が対象となる。
西川氏はさらに、「弊社は下船時のアンケート内容まで日本語化しており、旅行会社に対して(お客様の)情報を提供できる体制を整えている」とアピール。また、「キャンセル条件も緩く、クルーズを始めたばかりの旅行会社にとって商品化がしやすいのでは」と語った。