itt TOKYO2024

トップインタビュー:エアアジアX(前)、戦略面の歩み-LCCは「ユニクロ」的

マルチ・ハブ戦略でネットワーク展開
「ハイブリッド化」は否定

エアアジア(AK)グループで国際長距離路線を担い、羽田空港の再国際化に合わせて2010年12月に日本に就航したエアアジアX(D7)。2011年11月には関西国際空港への就航も果たし、約1年半の間に日本市場でD7だけでなくLCC全体の認知度を高めてきた功績は大きい。レガシーキャリアのみならずLCC間でも競争が激化していく中、どのようなビジネス戦略を描いているのか。日本市場の現状ならびに旅行会社との関係なども合わせて、D7創業からCEOを務めるアズラン・オスマン・ラニ氏に話を聞いた。-まず、エアアジア・...