itt TOKYO2024
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ロイヤル・カリビアン、3世代で楽しめるカジュアルクルーズの魅力

大人から子供まで楽しめる豊富なエンターテイメント
旅行会社のコンサルティングでクルーズ人口拡大へ

幅広い層が楽しめる多様な船内アクティビティ
日本発着ならではのイベントも

日本発着限定のオリジナルイベントである親子サッカー教室は、子供たちで賑わっていた  クルーズでは寄港地観光に加え、船内でのアクティビティも楽しみの1つだ。映画鑑賞、プール、スパ、ミニゴルフ、ジャグジー、カジノやショーまで、さまざまなアクティビティで多種多様な体験ができる。

坂上美紀氏のアイススケート教室。スケートリンクがある客船ならではのイベントだ  今回参加したクルーズはゴールデンウィーク期間中だったこともあり、日本人または日本からの乗客は2800名で、このうち17歳以下は372名と1割以上を占めた。RCI日本総代理店のミキ・ツーリストの試算によれば600名から1000名が家族で参加しているという。今回のクルーズの主なターゲットは家族層。「3世代の家族全員が満足できる」をテーマに、親子で一緒に楽しめるイベントも用意した。

ドリームワークスのキャラクターが船のメインストリートを練り歩くパレード  日本発着独自のイベントでは、横浜マリノスOBの水沼貴史さんや横浜F・マリノスアンバサダーの波戸康広さんなど元サッカー日本代表選手2名を招いて「親子サッカー教室」を実施した。また、船内のスケートリンクでは、浅田真央選手などトップスケーターが出演するアイスショー「ザ・アイス」の演出・振り付けを担当する、坂上美紀さんによるアイススケート教室も開催。親子が一緒に参加している姿が見られた。

  また、中学3年生以下までを対象に、船上職業体験プログラムも実施。今回で3回目となる同プログラムには40名の子供が参加した。子供達は、午前中は英会話教室や、ベッドメイキング、タオルでうさぎやゾウなどの形を作る「タオルフォールディング」を体験。職業体験中の言語は基本的に英語となっており、午後に操舵室でおこなわれた船長や航海士の業務体験では、午前中に習った英語をさっそく活用する子供達の姿が見られた。

スロットマシンやルーレット、テーブルゲームなどが揃った本格的なカジノプールサイドには屋外スクリーンが設置されており、映画の上映やゲーム大会を実施  子ども向けのプログラムとしては、ドリームワークスの人気キャラクターが朝食時に挨拶に来る有料の「キャラクターブレックファースト」が人気。このほか、キャラクターによるパレードなども開催する。両親や祖父母向けには、社交ダンス教室やスパ、外国船ならではの本格的なカジノも楽しめる。さらに、14年の改装で新設した、全長12メートルの波の出るプールでサーフィンができる「フローライダー」や、プールサイドに20平方メートルのスクリーンを設置しておこなう映画上映会もおすすめだ。夜は温水ジャグジーに入りながら映画を見る夫婦の姿も見受けられた。

 イベントやショーのスケジュールは船内新聞「COMPASS(コンパス)」で確認ができる。夕食後に翌日のスケジュールが記載されたコンパスが部屋に配達される。また船内のいたる場所に配置されたディスプレイでは、日本語を含む10言語で現在地から目的地までの経路や、当日のイベント情報を確認することが可能だ。