デルタ航空 日本地区社長 大隅ヴィクターより新年のご挨拶
新年のご挨拶を申し上げます。
昨年も、新型コロナウイルス感染拡大とそれに伴う渡航制限の影響を強く受けた年でした。デルタ航空では引き続き、お客様と従業員の安全を守ることを第一に考え、空港内および機内の消毒、清掃を徹底して行っております。昨年の2月には、著名な医学博士を業界初のチーフ・ヘルス・オフィサー(CHO)として招聘し、提携先の医療機関や大学、専門家からのアドバイスを受けながら、独自の安全衛生基準「Delta CareStandard℠」を随時更新し、継続しております。
一方で、燃料効率の低い旧型の航空機200機以上を予定より早く退役させ、燃料効率の高い最新鋭の機材への置き換えを進めています。この結果、現在日本路線で運航されている機材は、当社のフラッグシップ機であるエアバスA350-900型機、 および最新鋭のエアバスA330-900型機となり、環境保全に貢献すると同時に、コストの削減にもつながっています。
両機材とも、フルフラットベッドシートにスライドドアがついた個室型のビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」、新タイプのプレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」、シートピッチが広く、優先搭乗などのプライオリティサービスが受けらる「デルタ・コンフォートプラス」、および「メインキャビン」の4つのシートプロダクトを搭載しています。全座席に個人用モニターと電源、USBポートが付いており、機内Wi-Fiを使ったテキストメッセージの送受信は無料でご利用いただけます。お客様が旅行を再開される際には、必ずご満足いただけると確信しております。
またデルタ航空では、機内での体験に加え、空港での体験もお客様の満足度を向上する重要な要素だと考え、米国のハブ空港の改修プロジェクトを進めています。今年の春には、主要空港であるシアトル空港、ロサンゼルス空港、ニューヨーク・ラガーディア空港に新しい施設をオープンする予定です。どうぞご期待ください。
さらに、羽田空港に新設予定のラウンジ「デルタ スカイクラブ」も、コロナ禍中に工事を進め、最終段階にきています。渡航制限が緩和され、充分な利用者数が見込めるようになり次第、オープンできると考えています。
オミクロン株の感染拡大など、まだまだ予断を許さない状況が続いていおりますが、2022年が海外旅行需要の回復に向けて大きく前進する年になるよう、引き続き旅行会社の皆様、法人のお客様とのコミュニケーションを取りながら、日本チーム一丸となって努力を続ける所存です。
徹底した安全衛生対策のもと、最新の機材と新しい空港施設で、お客様をお迎えできる日を楽しみにしております。
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