ニューヨーク旅行の費用を徹底調査!2024年最新版の予算とお得な予約方法を解説
ニューヨーク旅行の相場は?
ニューヨーク旅行の相場は、閑散期の3泊5日でホテルや航空券、現地での食事、移動費などを合わせて300,000円〜350,000円程度が目安です。
コロナ前の2019年は200,000円台が旅行代金の相場でしたが、物価高や原油高、円安の影響により価格が上昇傾向にあります。特に為替の影響が大きく2019年は1ドル=110円程度でしたが、2024年は1ドル=145円と約1.3倍ほど円安が進んでいる状況です。
しかし工夫次第では費用を抑えて旅行を楽しむことができるので、次の章で安い航空券やホテルを予約するコツについて解説します。
これからニューヨーク旅行を計画される方は、ぜひ最後までご覧ください。
ニューヨーク旅行を安く予約する方法は?
ニューヨーク旅行を安く予約するには、旅費の大部分を占める航空券とホテルの費用をいかに抑えるかが重要です。
はじめに、航空券を安く予約する方法について解説します。ニューヨークは年間を通して混み合う路線であることに加え、円安の影響で日本へ訪れる観光客が増えたことにより以前にも増して混雑しています。
航空券は安い運賃の席から埋まっていくため、出発の3〜4ヶ月前を目安に予約をするのがおすすめです。夏休みやゴールデンウィークの旅行を計画する場合は、半年以上前でも早すぎることはありません。
ホテルの料金は、早期予約の他に宿泊をするホテルの立地も大きく影響します。ニューヨークの中で料金が高く設定されているのは、観光客に人気のタイムズスクエアがあるミッドタウンエリアです。
費用を抑えて宿泊をするのであれば、JFK空港近くのクイーンズエリアがおすすめ。ただし、あまり中心部から離れてしまうと観光の際に時間や費用がかかるため、利便性と料金のバランスをとるのがポイントです。
また、旅行をするシーズンによっても航空券やホテルの料金は変動します。ニューヨークのベストシーズンは、過ごしやすい気候である7月〜10月までの夏から秋にかけてです。需要に比例して料金も上昇しますが、平均気温が3度前後の1月〜2月にかけては費用を抑えた旅行ができます。
ニューヨーク旅行の内訳
ここまでで、相場は閑散期の3泊5日で30万円台、費用を安くするには予約のタイミングやホテルの立地、旅行の時期を考慮することをお伝えしました。
次に旅行会社のパッケージツアーや、航空券とホテルを自分自身で予約をする際にかかる項目別の費用について詳しく解説します。
おすすめのホテルや人気のレストランも紹介するので、費用の把握だけではなく旅行プランを考える際の参考にもご活用ください。
ツアー代はいくら?
旅行会社のパッケージツアーを利用する場合、ホテルや航空機、観光の内容により旅行代金は異なります。一般的な旅行日数は5日以上で、ニューヨークのツアーは空港からホテルまでの送迎が別料金の場合もあることがポイント。
以下はTabiTabiのLINE限定で確認できるプランの一例です。
239,800円~584,800円 | |
264,300円~456,500円 | |
212,800円~502,800円 | |
289,800円~432,400円 | |
1,148,000~1,298,000 円 |
航空券代はいくら?
コロナ後における日本からニューヨーク間の航空運賃の相場は、閑散期の1月〜2月に経由便を利用すると160,000円前後、直行便を利用すると250,000円前後です。他の路線と比べると運賃が高い要因として、LCC(格安航空会社)の便がないことが挙げられます。
費用を抑えたい方におすすめの経由地と航空会社が、ソウル経由のアシアナ航空、バンクーバーやトロント経由のエア・カナダです。所要時間は5時間程度〜半日以上と便によって差があるので、現地での滞在時間や体力的な面を考慮して検討をしましょう。
以下の4つは、FLCと呼ばれるフルサービスの航空会社です。受託手荷物や機内食がサービスであることから、追加料金の発生を気にせずに利用できます。
ホテル代はいくら?
ニューヨークは、世界の観光都市の中でもホテルの料金が高いことで有名です。1泊あたりの平均価格は40,000円前後で、立地の良いホテルであれば50,000円〜60,000円前後が目安。海外旅行初心者は安全面などを考慮し、相場より極端に安いホテルは避けるようにしてください。
ここではおすすめのホテルを3つ紹介します。
観光拠点にぴったりのホテルで、人気観光地のセントラルパークから歩いて6分でアクセス可能。客室は薄いグリーンを基調としたシンプルな内装で、デスクも設置されています。2名定員〜4名定員の客室があるので、グループや家族の滞在にもおすすめです。
住所 | 33 W 55th St, New York, NY |
アクセス | セントラル パークから徒歩6分 |
■ハイアット セントリック タイムズ スクエア ニューヨーク
ニューヨークの中心であるタイムズスクエアまで、徒歩2分の距離に位置しているホテルです。夜遅くまで観光を楽しんでも、すぐにホテルへ戻れるところがポイント。
ロビーや客室はモダンな内装で、肌触りの良いエジプト綿のシーツなど快適な睡眠をサポートする寝具が用意されています。
住所 | 135 W 45th St, New York, NY |
アクセス | タイムズ スクエアから徒歩2分 |
■ヒルトン ガーデン イン ニューヨーク タイムズ スクエア サウス
費用を抑えながらタイムズスクエア周辺に宿泊したい方におすすめのホテルで、タイムズ スクエアからは徒歩9分の距離にあります。客室はニーズに合わせて10タイプ以上あり、スタイリッシュな内装が魅力です。
館内にはレストランやバー、ジムも併設されているためホテルの中での滞在も楽しめます。
住所 | 326 W 37th St, New York, NY |
アクセス | タイムズ スクエア徒歩9分 |
観光や交通費代はいくら?
ニューヨーク観光の主要な移動手段は地下鉄で、料金は一律2.90USD(約430円)です。
観光施設の入場料は、有名なメトロポリタン美術館を例に挙げると30USD(約4,400円)で設定されています。タイムズスクエアやセントラルパークなど、無料で楽しめる街歩きスポットが多いのもニューヨークの特徴の一つ。
1日あたり、15,000円程度の予算を目安にしましょう。
以下は、現地発着のオプショナルツアーの一例です。
ニューヨークの主要スポットを巡る半日ツアー 〜自由の女神があるリバティ島に上陸〜 | 22,000円 |
ニューヨークの三大夜景スポット巡るナイトツアー (送迎付き) | 19,000円 |
\ ニューヨークの観光について、もっと知りたい方はこちらから /
→ニューヨークの観光スポットとモデルコースをチェックしてみる
食費はいくら?
ニューヨークは食費の高い観光地として有名ですが、コロナ後は物価高や円安の影響により更に高騰しています。名物料理などを楽しむために、1日あたり10,000円〜15,000円程度を見ておきましょう。
ここでは、おすすめのレストランを2つ紹介します。
創業130年以上を超える、老舗のステーキハウスの一つ。熟成肉を世の中へ広めた草分け的存在で、名物はTボーン・ステーキです。一枚ずつ丁寧に焼き上げられた肉は、熱々の状態で提供されます。肉の旨味を存分に感じることのできる店です。
住所 | 178 Broadway, Brooklyn, NY |
アクセス | ドミノ・パークから徒歩10分 |
ニューヨーク発祥のハンバーガーショップで、日本にも進出している人気店です。屋台からスタートし、人気に火が付いた今では各地に店を構えています。アンガスビーフ100%のパテはボリューム満点で、肉本来の美味しさとチーズやソースとの相性は抜群です。
住所 | 131 Rivington St, New York, NY |
アクセス | ディランシー・ストリート & エセックス・ステーションから徒歩3分 |
お土産はいくら?
ニューヨークは世界中のブランドやハイセンスなお店が多数並んでいることから、お土産選びも旅の楽しみの一つです。雑貨や食品などを中心にお土産を選ぶ場合は、20,000円程度の予算を見ておきましょう。
ここでは、アメリカらしい人気のお土産を2つ紹介します。
■アンソロポロジーの雑貨
デザイン性の高いキャンドルやマグカップなどの雑貨を扱う、ニューヨーカーに人気の店です。お土産としてだけでなく、女性へのプレゼントを選ぶのにもおすすめ。マンハッタン島に4つの店舗があります。
■ディランズのキャンディー
アメリカらしい、カラフルでポップなビジュアルのキャンディーを販売している店です。10$(約1,500円)前後の商品が多いことから、バラマキ土産にもおすすめ。
可愛らしいディスプレイの店内は、観光スポットとしても楽しめます。
モデルプラン!安く行くなら1週間で420,000円~
閑散期におけるニューヨーク旅行で航空券とホテルを別々で予約する場合、3泊5日で約320,000円、5泊7日で420,000円が合計金額の目安です。
旅行日数は、主要な観光スポットを巡る場合は3泊5日、ブロードウェイやミュージカルなどをより深く満喫する場合は4泊〜5泊するのがおすすめ。
アメリカのホテルは、1室当たりの料金設定が基本です。以下の表では2名1室利用時の1名あたりの金額を記載しているので、1名1室利用時は倍額が必要になります。
3泊5日 | 5泊7日 | |
航空券代 | 159,240円 | 159,240円 |
ホテル代 | 60,000円 | 100,000円 |
観光代金 | 45,000円 | 75,000円 |
食費 | 40,000円 | 66,000円 |
お土産 | 20,000円 | 20,000円 |
合計 | 324,240円 | 420,240円 |
ニューヨーク旅行は周遊もおすすめ!ラスベガスへ行ってみよう
せっかくアメリカに訪れたのであれば、一緒に訪れたいのがカジノの本場であるラスベガスです。ニューヨークの都会の街並みとは一転した、カジノを中心としたエンターテイメント性に溢れる雰囲気を楽しむことができます。
ニューヨークとラスベガスを周遊する場合は、以下のような旅程がおすすめです。
1日目 | 日本→ニューヨーク ニューヨーク泊 |
2日目 | ニューヨーク観光 ニューヨーク泊 |
3日目 | ニューヨーク観光 ニューヨーク泊 |
4日目 | ニューヨーク→ラスベガス ラスベガス泊 |
5日目 | ラスベガス観光 ラスベガス泊 |
6日目 | ラスベガス観光 ラスベガス泊 |
7日目 | ラスベガス→(サンフランシスコ)→日本 機内泊 |
8日目 | 日本着 |
効率的な周遊ルートは、日本→ニューヨーク→ラスベガス→日本の順です。利用する航空会社は、アメリカ国内の路線が充実しているユナイテッド航空がおすすめ。ニューヨークからラスベガス間は、5時間30分程度で移動が可能です。
日本からアメリカ間のフライトやホテル、飲食費の相場は、ラスベガスの場合も大きく変わりません。5泊7日の旅費にニューヨークからラスベガス間の航空券代金、1日分の滞在費を追加して500,000円前後が目安です。
航空券やホテルを安く予約して、ニューヨーク観光を楽しもう
本記事では、ニューヨーク旅行にかかる費用について内訳ごとに解説しました。コロナ後は物価高や原油高、円安の影響で価格の相場は上昇傾向ですが、工夫をすることにより費用を抑えて旅行の計画を進めることが可能です。
ニューヨークはアメリカらしい文化や食事を存分に味わうことのできるスポットなので、本記事を参考にして自分だけのニューヨーク旅行を実現させてくださいね。