【ワルシャワ空港ガイド】長時間の乗り継ぎ・深夜早朝フライトの解決方法を探る！

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ワルシャワ空港｜基本情報　

第二次世界大戦で街の約80%が破壊されながらも、市民の不屈の精神で復興を遂げたワルシャワ。その玄関口として知られるのが、ワルシャワ空港です。年間約1,700万人が利用するこの空港は、ポーランド国内で最大の規模を誇り、世界中から多くの旅行者が訪れます。

ワルシャワ空港の基本情報は、以下のとおりです。

日本からポーランドまでは直行便、経由便の2つの選択肢から選ぶことができます。直行便を利用した場合は片道約14時間、経由便を利用した場合は約16〜20時間です。

主要航空会社の閑散期(冬)と繁忙期(夏)での平均価格帯は、以下のとおりです。

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ワルシャワ空港｜市街地やホテルへのアクセス方法　

ワルシャワ空港から市街地やホテルへの移動手段は、近郊列車やタクシー、鉄道、路線バスなどがあります。長時間のフライト後なので、スムーズに移動できるように移動手段を選択しておきましょう。

\ 近郊列車 /

ワルシャワ空港から市街地への主要な交通手段は、近郊列車です。空港到着ロビーを出て徒歩5分の場所にある空港駅から乗車できます。シルドミエシチェ駅行きと中央駅行きの路線があるので、乗り間違えないよう行き先を確認してから乗車してください。

\ タクシー /

ワルシャワ空港からホテルへの最も迅速な移動手段は、タクシーです。混雑していなければ市内に15分ほどで到着が可能。タクシー乗り場は、空港の到着ロビーを出てすぐの場所にあります。

\ マゾヴィア鉄道(ローカル線) /

マゾヴィア鉄道は、空港から西駅、中央駅を経由してから東駅へと運行している鉄道です。到着ロビーを出て左手に進み、まっすぐ歩いて約5分の場所にある空港駅から利用できます。なお、他の交通機関との乗り継ぎは不可です。

\ 路線バス /

ワルシャワ空港の到着ロビーに、路線バスの停留所があります。それぞれ行き先が異なる4つの路線があるため、行き先を確認してから乗車してください。また、路線バスの中は広くないので、大きなスーツケースを持っての利用は不便に感じるかもしれません。

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ワルシャワ空港｜各ターミナルの基本情報　

ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港は、1つのターミナルのみで成り立っています。以前はターミナルが2つありましたが、統合されて現在はターミナルAのみとなりました。ワルシャワ空港をスムーズに利用するために、ターミナルの特徴を把握しておきましょう。

ワルシャワ空港｜ターミナルA

ワルシャワ空港のターミナルAでは、ポーランド航空やルフトハンザ航空、ブリティッシュエアウェイズなど、主要航空会社の飛行機が発着しています。

ターミナルはコンパクトかつ機能的なので、乗り継ぎもスムーズに行えるでしょう。チェックインエリアA・Bがあるサウスホールと、チェックインエリアC・D・Eがあるノースホールの2つのエリアに分かれており、迷子になる心配はありません。

また、オレンジを基調としたシンプルな内装で、飲食店やお土産店などが多く入っています。特に、ターミナルAには、子連れの家族も安心して利用できるよう、オムツ交換台やシンク、授乳台エリアが完備されています。

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ワルシャワ空港｜空港ラウンジの活用方法　

ワルシャワ空港には、4つのラウンジがあります。海外旅行では出国手続きなどに時間がかかるため、遅くても搭乗時刻の2時間前を目安に、余裕を持って空港に到着することが一般的です。

そんな待ち時間を有効に過ごすために、空港ラウンジが重宝します。ワルシャワ空港で快適な時間を過ごすために、各ラウンジの活用方法を把握しておきましょう。

ファーストクラスやビジネスクラスでの搭乗予定の方は、空港ラウンジを利用できる可能性が高いです。どのラウンジを利用できるかについては、航空会社に直接お問い合わせください。また、クレジットカードの付帯サービスとして空港ラウンジを利用する場合は、事前にカード会社に利用条件を確認しておくことが重要です。

ここでは、各空港ラウンジのご紹介します。

Exective Lounge Borelo｜ターミナルA(ゲート7・8の間)

Exective Lounge Boreloは、シェンゲン圏外の航空便に搭乗予定の乗客が利用できるラウンジです。営業時間は6:30〜22:00までで、出発予定時刻の3時間前から自由に立ち寄り可能。

清潔感のある広くて明るいラウンジでは、ロシアのスープやポーランド風の煮込み料理など、料理の種類も豊富です。さらに、無料で利用できるドリンクバーや雑誌コーナーがあり、快適な時間を過ごせます。

なお、ラウンジパスは、LPN190(約7,180円)で購入することもできます。

クレジットカードの付帯サービス利用可否の目安は、以下のとおりです。

Preludium Lounge｜ターミナルA(ゲート34・35の間)

Preludium Lounge は、シェンゲン域内の航空便に搭乗予定の乗客が利用できるラウンジです。営業時間は5:00〜22:00までで、出発予定時刻の3時間前から自由に立ち寄り可能。

白と木製を基調としたラウンジでは、軽食やドリンクバーサービス、シャワーが利用でき、最新の新聞や雑誌も自由に閲覧できます。

なお、ラウンジパスは、PLN190(約7,180円)で購入することもできます。

クレジットカードの付帯サービス利用可否の目安は、以下のとおりです。

LOT Business Lounge Polonez ｜ターミナルA(中2階)

LOT Business Lounge Polonezは、保安検査場先のシェンゲンエリア内、中2階に位置しています。2024年7月から改装・拡張工事が始まり、12月にリニューアルオープン予定のラウンジです。広さはこれまでの約5.6倍、拡張部分からは下の階の賑やかなターミナルを眺めることができる構造になります。

営業時間は5:00〜23:00までで、出発予定時刻の3時間前から自由に立ち寄れます。温かい料理や冷たい軽食、ドリンクが充実しており、シャワー付きのバスルームやスパサロンも利用可能です。

なお、ラウンジパスは、PLN190(約7,180円)で購入することもできます。航空会社ラウンジのため、クレジットカードの付帯サービスはありません。

LOT Business Lounge Mazurek｜ターミナルA(1階)

LOT Business Lounge Mazurekは、非シェンゲンエリア、パスポートコントロールのすぐ後ろにあるビジネスラウンジです。営業時間は6:15〜23:00までで、出発予定時刻の3時間前から自由に立ち寄れます。

大きな窓から空港エプロンの景色を眺められるラウンジ内には、温かい料理や冷たい軽食、ドリンクが充実しています。また、シャワー付きのバスルームやスパサロンも利用可能です。

なお、ラウンジパスは、PLN180(約6,802円)で購入することもできます。航空会社ラウンジのためクレジットカードの付帯サービスはありません。

プライオリティパスの活用方法

プライオリティパスとは、140以上の国や地域で1,500か所以上の空港ラウンジを利用できる会員サービスです。クレジットカード会員でなくても、プライオリティパスを申し込むことが可能。

また、スタンダードプランの場合で年会費が約15,000円〜のサービスですが、一部のクレジットカードにはプライオリティパスを無料で発行できる特典を用意していることがあります。

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ワルシャワ空港｜空港内施設を活用しよう

ワルシャワ空港は、ショッピングやグルメなども楽しめる空港です。また、さまざまな空港内施設を上手に活用して、滞在時間を有意義に過ごせます。

ここでは、空港内の施設とおすすめのショップ、お土産、レストラン、カフェをご紹介します。

ワルシャワ空港｜ショップ・お土産をご紹介

ターミナルAには、多くのショップが1階に集まっています。出国ゲートを通過すると戻れないため、出国手続き前に空港内の散策を楽しみましょう。

スターバックスやマクドナルドなど、日本でもお馴染みのショップをはじめ、世界各国のブランドやポーランドのお土産を扱うショップも充実しています。

\ ショップ｜PREMIUM FOOD GATE(ゲート27と28の間) /

PREMIUM FOOD GATEは、ジャンルを問わずさまざまなものが購入できる土産店です。ポーランド土産であるはちみつやジャム、かわいらしいコースター、雑貨、ワインなどが購入できます。また、チョコレート菓子の種類も豊富。ショパンをモチーフにしたものも販売されているので、見て回るだけでも楽しめます。

営業時間は、4:00〜21:00です。

\ ショップ｜spirit of poland(ゲート23～26の近く) /

spirit of polandは、ポーランドやロシアなど、東欧諸国が発祥の地とされるウォッカの品揃えが豊富な店です。他の店ではなかなか手に入らないお酒も、ここで購入できます。そのほか、ポーランドならではのお菓子も販売しています。

営業時間は、4:00〜23:00です。

\ ショップ｜ZOOM(ゲート42と43の間) /

ZOOMは、お菓子や飲料、書籍、トラベルアクセサリーが購入できる店です。このほか、ゲート5と6の間(営業時間4:00～22:00)とランドサイドゾーンE(営業時間4:00～21:00)にも店舗を構えています。

営業時間は、4:00〜23:00です。

\ お土産｜W.KRUK(シェンゲン圏、中央ゾーン) /

W.KRUKは、ポーランドの老舗ジュエリーブランドです。ポーランド国内各地や空港に店舗を構えています。

ポーランドは琥珀の産地ということもあり、琥珀のジュエリーが多いのが特徴。値段もリーズナブルなものから高級なものまで幅広く、丁寧に包装してもらえるのでお土産に最適です。

営業時間は、6:00～22:00

\ お土産｜Toys Store(ゲート36と37の間) /

Toys Storeは、ポーランドやヨーロッパの玩具などが購入できる店です。さまざまな種類の玩具が販売されているので、その場にいるだけで大人も童心に返ることができます。子供がいる方へのお土産にぴったりです。

営業時間｜6:00〜22:00

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ワルシャワ空港｜レストラン・カフェをご紹介

ワルシャワ空港には、出発までの時間をゆっくり過ごせるレストランや軽食を楽しめるカフェが豊富に揃っています。旅の締めくくりにポーランド料理を堪能したり、時間がない方はサンドウィッチやドリンクをテイクアウトしたりするのもおすすめです。

\ レストラン｜Misa bar Mleczny(非シェンゲンゾーン) /

Misa bar Mlecznyは、セルフスタイルレストランです。ポーランド料理やソーセージ、豚肉&きのこソース、芋サラダ、ポテトパンケーキなどが食べられます。

営業時間｜最初のフライトの2時間前～最後のフライト1時間後まで

\ レストラン｜Atmosphere(非シェンゲンゾーン) /

Atmosphereは、1939年にグラシア地区で創業した家族経営のベーカリーです。朝食メニューではスクランブルエッグやバタートーストなどの単品だけでなく、ポーランド朝食セットも堪能できます。

また、スープやバーガー、ピザ、パスタ、餃子、デザートなど、料理の品数は豊富です。ドリンクもソフトドリンクやコーヒーだけでなく、ウォッカやワイン、シャンパンなどのアルコール類も楽しめます。

営業時間｜5:00〜20:00

\ バー/カフェ｜Lokal+48(非シェンゲンゾーン、ゲート1N〜4N近く) / 

Lokal+48は、車のインテリアが目立つ、主にポーランド起源のアルコールを提供するバーです。ホストを務めるスタッフが、さまざまなカクテルを準備してくれます。

ここでは、コーヒーも注文可能です。フードメニューには、ビーガンペースト付きの肉や野菜入りのミートボール、チップス、プレッツェルなどの軽食もあります。

営業時間｜4:00～22:00

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ワルシャワ空港｜両替所の設置場所

ワルシャワ空港の両替所は、保安検査後およびパスポートコントロール後のエリアにありますが、両替レートと手数料は街中の銀行の方が良いです。ただし、日本の方が両替レートが有利な場合が多いため、日本からの出発前に両替を済ませておくことをおすすめします。

チップやタクシーなどで小銭や紙幣を必要とする場面も多いため、PLN5やPLN10の硬貨を多めに両替しておきましょう。

ワルシャワ空港｜無料Wi-Fiの接続方法・注意点

ワルシャワ空港では、無料でWi-Fiを利用することができます。快適にインターネットを利用するために、事前に接続方法や注意点を確認しましょう。

\ 無料Wi-Fiの接続方法 /

1. Wi-Fi設定画面を開き「CHOPIN-AIRPORT」を選択する
2. 「COPY URL」をクリックし、URLをコピーする
3. Google ChromeやSafariなどのインターネットブラウザを開き、2.のURLを貼り付ける
4. Wi-Fi接続ページが表示されたら、「CONNECT」をクリック
5. ショパン空港のHPが表示されたら、インターネットが利用可能

アカウントが確認されると、時間制限なしでインターネットにアクセスできるようになります。

\ 無料Wi-Fiの注意点 /

無料Wi-Fiは、手軽に利用できるというメリットがありますが、セキュリティや接続の安定性が懸念されるというデメリットもあります。重要なデータの通信やオンラインバンキングなどの利用は、セキュリティ面から避けることをおすすめします。

「機内モード」をON、「モバイルデータ通信」と「データローミング」をOFFに設定しておきましょう。海外用の定額プランなどに加入していない場合、高額な通信料が発生する可能性があります。

ワルシャワ空港｜SIMカード購入場所・購入方法

SIMカードとは、携帯電話やスマートフォンで通信を行うために必要な情報が記録されている小型のICチップです。SIMカードをスマホに挿入することで、通信会社と繋がり、電話やインターネットを利用できるようになります。

ワルシャワ空港の1番出口に位置する「1minute」と「RELAY」では、plusやorangeなどのSIMカードを購入することができます。なお、SIMカードの購入には、パスポートが必要です。

ワルシャワ空港｜荷物預かり設置場所・料金・注意点

ワルシャワ空港には有人の荷物預かりサービスはありませんが、屋外にロッカーが設置されています。荷物を預けて身軽に空港散策をしたい方や、乗り継ぎ時間に荷物を預けたい方におすすめです。しかし、コイン(硬貨)しか使えないので注意してください。

ターミナルA

営業時間｜24時間

場所｜到着フロアの外、バス・タクシー乗り場

料金(小)｜24時間PLN14(約1,020円)

料金(大)｜24時間PLN16(約1,530円)　

注意事項

貴重品や壊れやすいものは、預けないでください。また、荷物の破損や盗難については、補償されない場合があります。

ワルシャワ空港｜医療機関・救急外来情報まとめ

ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港には、基本的な医療機器は一部設置されていますが、医療機関は設置されていません。

もしも、空港内で体調が崩れた場合は、22 650 24 44に電話するか、緑色に白十字のマークが入った電話を使用してください。また、加入している海外旅行保険会社に連絡すれば医療機関の斡旋を依頼することも可能。そのため、海外旅行保険に加入しておくことは、万が一に備えるために重要です。

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ワルシャワ空港｜空港からアクセスしやすいホテル2選

ワルシャワ空港は、ワルシャワ市街から約10km離れた場所に位置しています。早朝や深夜のフライトでは、市街までの移動が不安という方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、空港近郊のホテルです。

ここでは、ワルシャワ空港からアクセスしやすいホテル2選をご紹介します。早朝・深夜のフライトを予定している方、乗り継ぎでゆっくり休みたい方はぜひ参考にしてみてください。

Renaissance Warsaw Airport Hotel

ルネッサンスワルシャワエアポートホテルは、ワルシャワ空港に直結したホテルです。全体的に高級感が漂い、贅沢な時間を過ごせます。

ダブルベッドルームは33㎡の広さがあり、防音仕様で無料Wi-Fiも完備されているので、快適に滞在できます。

また、ホテル内には屋内プール、24時間営業のジム、スパなどの施設があり、リフレッシュできるところもポイント。また、敷地内のレストランでは、朝食、ランチ、ディナーに多国籍料理を楽しめます。

Courtyard by Marriott Warsaw Airport

コートヤード・バイ・マリオットは、ワルシャワ空港に直結するホテルです。国際的なホテルチェーンであるマリオット系列のため、快適な空間と高レベルのサービスが提供されます。

26㎡のデラックスルームには無料Wi-Fiが完備され、短期滞在に最適です。高級寝具や遮光カーテンも設置されており、時差ボケの軽減に役立ちます。また、敷地内には多国籍料理を楽しめるレストランやバー、24時間営業のジム、図書館もあり、贅沢でリラックスした時間を過ごせます。

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空港滞在を満喫！施設を余すことなく活用しよう

本記事では、ワルシャワ空港のアクセス方法やラウンジ、ショップ、レストランなどの情報をご紹介しました。フライトの待ち時間や早朝・深夜の到着時、ワルシャワ空港を第2の拠点として活用することで、より快適で充実した旅を満喫することができます。

ワルシャワには、魅力的な観光スポットがたくさんあります。こちらの記事では、ワルシャワの観光スポットをご紹介していますので、参考にしてみてください！

【2024】ポーランド旅行の計画に役立つ！人気観光スポット22選

今回ご紹介した情報を参考に、ワルシャワ空港滞在を存分にお楽しみください！

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