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【2024】フィレンツェ旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット20選

フィレンツェは、イタリア中部に位置し、中世の趣が色濃く残る街並みは世界遺産に登録されています。世界的に有名な観光地であるフィレンツェへの旅行計画を立てる際には、どの場所を訪れるか迷うことでしょう。フィレンツェはルネサンスの中心地でもあり、数多くの芸術作品が残されていることから、美術館や宮殿、教会などの見どころが点在する魅力的な街です。本記事では、フィレンツェ旅行の定番観光スポット12選と2つのテーマ別おすすめスポットをご紹介します。イタリア在住の筆者が、他では掲載されていない見どころや注意点もお伝えするので、最後までぜひご覧ください!
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【2024】フィレンツェ旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット20選

フィレンツェはこんな場所!

Firenze

Pixabay

フィレンツェは、日本から直行便はないものの、ローマから電車で約1時間半、ミラノからは2時間弱と、他のヨーロッパ都市からのアクセスが良好な都市です春と秋は過ごしやすい気候で、観光に最適。観光シーズンである7月と8月は日中の平均気温が約35度と高く、多湿な傾向があります。冬は雨が多く平均気温は5度〜10度で、肌寒く霧が発生しやすい季節です。

1982年にユネスコ世界遺産に登録された歴史的中心部には、ドゥオーモ(大聖堂)をはじめ、芸術作品のような美しい建物が立ち並び、「屋根のない美術館」と称されています。 街歩きを楽しむだけでなく、多くの美術館や博物館を訪れ、芸術に触れるのもおすすめです。

フィレンツェは、農場やブドウ園、別荘地などがある、なだらかな丘陵に囲まれた地域です。周辺で生産されているトスカーナ州産のワインは、世界的にも有名。日本でも馴染みのある「キャンティ」も、ここで作られています。

フィレンツェ旅行で押さえておきたい!定番観光スポット12選

街の中心地には、教会や宮殿、歴史ある橋などの観光スポットが集まっており、徒歩で観光できます。ルネサンスを代表する芸術家であるミケランジェロやラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品も見逃せません。夕暮れになると街中がライトアップされ、オレンジ色の灯りとレンガ造りの街並みが幻想的で美しい夜景を楽しむことができます。

ここからは、フィレンツェの定番観光スポット12選と絶景スポットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

01|サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

Cattedrale di Santa Maria del Fiore

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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、フィレンツェのシンボルであり、「ドゥオーモ」として親しまれています。1296年に制作が始まり、その後1世紀半にわたり多くの芸術家が設計に取り組み、14世紀に完成しました。

大聖堂内は、色とりどりのステンドグラスの窓から日の光が差し込む静寂な空間です。見どころには、ルネサンス時代の画家が設計した24時間時計があり、時計は反対回りで動いています。天井に描かれた「最後の審判」のフレスコ画は、400年前から修復されながら現在の美しさを維持している作品です。

大聖堂内は無料で見学できますが、クーポラ(大聖堂内の展望台)へのアクセスには別途チケットが必要。クーポラのほか、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ドゥオーモ付属美術館、教会跡地のパスは30ユーロ(約4,828円)です。

スポット名

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

住所

Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩11分

料金

大聖堂内は無料

02|ヴェッキオ橋

Ponte Vecchio

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ヴェッキオ橋は、1345 年に完成したフィレンツェで最も有名かつ最古のアルノ川にかかる橋です。ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)は、イタリア語で「古い橋」という意味があります。橋の両サイドには、数多くの宝石店やショップが立ち並んでいることで有名な観光名所です。

ヴェッキオ橋を歩いて観光するのもおすすめですが、ヴェッキオ橋全体の写真が撮影できる穴場スポットがあります。サンタトリニタ橋(Ponte a Santa Trinita)は、あまり有名な場所ではありませんが、ヴェッキオ橋を撮影するのに最適の場所です。

ヴェッキオ橋は、日本のディズニーシーにある橋のモデルになっている場所でもありますので、ぜひ実際に訪れてみてください。

スポット名

ヴェッキオ橋

住所

Ponte Vecchio, 50125 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩16分

料金

無料

03|ヴェッキオ宮殿

Palazzo Vecchio

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ヴェッキオ宮殿は、13世紀に建設され、フィレンツェ共和国時代に政府の本拠地でした。当時、裕福な銀行家であり国の実権を握るメディチ家の住居としても使用され、現在は美術館となっています。

美術品の見どころは、ドナテッロの「ジュディス」やミケランジェロの「勝利の天才」、そして500人大広間にある壁一面の絵画です。地下には、古代フィレンツェの遺跡である「ローマ劇場」の一部が展示されています。また、塔の上にある展望台からは、フィレンツェの街が一望でき、ドゥオーモ全体を写真に残すことができるおすすめの場所です。

スポット名

ヴェッキオ宮殿

住所

P.za della Signoria, 50122 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩14分

料金

大人:12.50ユーロ(約2,011円)

04|ピッティ宮殿

Palazzo Pitti

Pixabay

ピッティ宮殿は、壮大なルネサンス建築、豪華なインテリア、豊富な美術品コレクションを備えた人気の観光名所および美術館です。

宮殿は、14世紀にメディチ家のライバルであるルカ・ピッティのために建設され、長い歴史の中で様々な役割を果たしてきました。15世紀になると、フィレンツェの支配者となったメディチ家によって買収され、彼らの主要な住居となりました。その後、トスカーナ大公国の宮殿としても利用され、歴代の君主たちが贅を尽くした内装や美術品を収集してきました。

19世紀になると、宮殿は一般公開され、現在では複数の美術館を収容するフィレンツェ屈指の観光スポットとなりました。美術館には、ラファエロやティツィアーノ、ルーベンスなどルネサンス時代を代表する芸術家の絵画が展示されており、多くの美術愛好者を魅了しています。

スポット名

ピッティ宮殿(Pitti Palace)

住所

Piazza de' Pitti, 1, 50125 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩17分もしくはバスC3Piazza Beccaria乗車、Pitti下車1分

料金

大人:10ユーロ(約1,609円)

05|ミケランジェロ広場

Piazzale Michelangelo

Pixabay

ミケランジェロ広場は、フィレンツェの南に位置する丘の上にある広場です。広場の中央には、ミケランジェロの代表作であるダビデ像の複製が展示されています。

広場からは、フィレンツェの歴史的な中心部とアルノ川を一望できるパノラマが広がります。おすすめの訪問時間帯は、夕日の時間帯より少し前です。 明るい時間帯の景色を楽しんだ後、徐々に夕焼けに染まっていく街並みとアルノ川の景色は、まさに絶景。多くの人がカメラを持って訪れるのも納得の美しさです。

スポット名

ミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)

住所

Piazzale Michelangelo, 50125 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella

Walk駅からバス14Rocca Tedalda 03乗車、Gramsci Porta Alla Croce下車13Piazzale Il Davidに乗り換えPiazzale Il David下車すぐ

料金

無料

06|シニョリーア広場

Piazza della Signoria

Pixabay

シニョリーア広場は、フィレンツェの中心部に位置するL字型の広場です。

ヴェッキオ宮殿を正面に据え、かつてフィレンツェ共和国の中心地として政治活動の舞台となった歴史ある場所。現在では、広場にはミケランジェロのダビデ像をはじめとするルネッサンス時代の傑作彫刻が数多く展示されており、野外美術館のような空間となっています。

スポット名

シニョリーア広場(Piazza della Signoria)

住所

P.za della Signoria, 50122 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩14分

料金

無料

07|サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

Basilica di Santa Maria Novella

Pixabay

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、12世紀に建築が始まり、13世紀中期に完成したゴシック様式の教会です。現在も地元の人々が利用する教会となっているため、礼拝や結婚式などが行われている場合は一般公開時間が異なることがあります。

教会内部は、天井が高く尖ったアーチが並び、奥行きのある壮観な雰囲気が漂っています。隣接する礼拝堂を含め、建築様式だけでなく数々の芸術作品も見どころ。また、秘密の絵画があり、壁に展示されている絵画の裏に別の絵が発見されたという逸話があります。修復作業中に絵画のフレームを取り外した際に明らかになり、現在は両方の絵画が鑑賞可能です。

教会の外側に面した中庭に位置する大回廊は、56のアーケードで囲まれた美しい空間。長い歴史を感じさせるフレスコ画が壁一面に描かれ、訪れる者を圧倒します。

スポット名

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica of Santa Maria Novella)

住所

P.za di Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩3分

料金

大人:7.50ユーロ(1,206円)

08|サンタ・クローチェ聖堂

Basilica di Santa Croce di Firenze

Pixabay

サンタ・クローチェ聖堂は、1210年頃にフィレンツェにやってきた修道士たちによって小さな礼拝堂が建てられた場所に、13世紀に建設されました。

広々とした聖堂内は、明るく開放的な空間が広がり、間隔をあけて配置された巨大な柱がアーチを描き、建物を支えています。また、アーチ型の壁には、鮮やかなステンドグラスが輝き、荘厳な雰囲気を醸し出しているところも魅力です。

サンタ・クローチェ聖堂は、ミケランジェロ、ガリレオ・ガリレイ、ラファエロなど、イタリアの偉人たちが眠る場所としても有名です。ダンテの記念碑も存在しますが、彼の石棺は空であり、実際には別の場所に埋葬されていると言われています。それぞれの墓碑には名前が記され、個性的なデザインが故人の特徴を表しているので、注目してみてください。

スポット名

サンタ・クローチェ聖堂(Basilica of Santa Croce in Florence)

住所

Piazza di Santa Croce, 16, 50122 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩22分もしくはバスC2Piazza Beccaria行き乗車、Ghibellina Pepi下車徒歩2分

料金

大人:7ユーロ(約1,126円)

09|ボーボリ庭園

Giardino di Boboli

Pixabay

ボーボリ庭園は、フィレンツェの中心部に位置する広大な庭園で、ピッティ宮殿を囲む、フィレンツェ最大の野外美術館です。樹齢何世紀にもわたる樫の木や精巧な彫刻、美しい噴水が点在し、訪れる者を魅了します。

季節によって様々な表情を見せるのも魅力の一つ。夏の暖かい太陽の下で木陰を涼み、秋の紅葉に彩られた園路を散策し、春の訪れを告げる花の香りに包まれるなど、一年を通して何度訪れても飽きることのない場所です。

庭園内には、イギリス式庭園や、植物で作られたトンネル、斜面に広がる様々な植物など、様々なエリアがあります。小川が流れる穏やかな場所もあるので、散策の疲れを癒しながら、ヨーロッパの庭園の風情を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

スポット名

ボーボリ庭園(The Boboli Gardens)

住所

Piazza de' Pitti, 1, 50125 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩20分もしくはバス131Siena-Via Tozzi乗車、Firenze Porta Romana下車2分

料金

大人:6ユーロ(約965円)

10|中央市場

Mercato Centrale

Pixabay

中央市場は、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩圏内に位置し、フィレンツェ最大級の市場です。午前中から午後まで活気あふれる食のワンダーランドで、あらゆる種類の美味しい地元の食材を味わうことができます。

フードコートでは、屋台を巡りながら、イタリア産の牛肉や新鮮な魚介を使った料理を堪能できるところが魅力。市場には、ハムやチーズ、野菜などの定番食材から、バルサミコ酢や乾燥キノコなど、イタリアを代表する特産品まで、目移りするほどの品物が並んでいます。

革製品も販売されており、お土産探しにも最適。ただし、現金を使用する際は、お釣りをごまかされることがあるので注意が必要です。

スポット名

中央市場(Mercato Centrale)

住所

Piazza del Mercato Centrale, Via dell'Ariento, 50123 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩6分

料金

無料

11|ウフィツィ美術館

Galleria degli Uffizi

Pixabay

ウフィツィ美術館は、世界屈指のルネサンス美術コレクションを誇り、西洋文明における最も重要な文化拠点の1つとして知られています。ウフィツィ美術館の見どころは、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画やレオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知など、ルネサンス美術の巨匠たちの作品が多く、ボッティチェリのヴィーナスの誕生も必見です。

1769年に公立美術館として開館した歴史を持ち、その起源はメディチ家まで遡ります。メディチ家がウフィツィ美術館の建設を依頼した際、彼らはヴェッキオ宮殿と繋がるように設計しました。ヴァザーリ回廊と呼ばれる秘密の通路は、かつてメディチ家のみが利用できた通路で、暗殺への恐怖から造られたものです。

ヴェッキオ橋の上を通る回廊内には、メディチ家一族の肖像画が展示され、窓からは橋を見下ろすことができます。2016年から大規模な改修工事が行われていたヴァザーリ回廊は、2024年5月に一般公開予定です。

スポット名

ウフィツィ美術館(Uffizi Gallery)

住所

Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅より徒歩18分

料金

大人:16ユーロ(約2,576円)

12|アカデミア美術館

Galleria dell'Accademia

Unsplash

アカデミア美術館は、ミケランジェロのダビデ像をはじめとする、ルネサンス彫刻の宝庫です。ダビデ像は、500年以上前に制作されたとは思えないほどの精緻な彫刻で、見る者を圧倒します。

音楽愛好家にもおすすめなのが、メディチ家ゆかりの貴重な楽器コレクションです。オペラや演劇、クラシック音楽など、様々な時代の楽器が展示されています。また、13世紀フィレンツェのゴシック絵画も必見。教会や修道院から集められたコレクションは、当時の宗教観や文化を反映しています。

所要時間は、約1時間半です。時間に余裕を持って訪問し、ゆっくりと作品を鑑賞しましょう。

スポット名

アカデミア美術館(Accademia Gallery)

住所

Via Ricasoli, 58/60, 50129 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩14分

料金

大人:16ユーロ(約2,576円)

フィレンツェを深く味わう!ぜひ訪れたい穴場スポット5選

フィレンツェは、ウフィツィ美術館やドゥオーモなど、定番の観光スポットがたくさんある街です。しかし、街の中心地から少し離れた場所には、ガイドブックに掲載されていない穴場スポットもたくさんあります

ここでは、観光客が少なく静かな雰囲気の中、フィレンツェを満喫できるおすすめスポットを5つご紹介します。これらのスポットは、フィレンツェの中心地からバスを利用して訪問できるので、ぜひ参考にしてみてください。

01|ベルヴェデーレ要塞

Forte di Belvedere

Unsplash

ベルヴェデーレ要塞は、1590年にフィレンツェを外部からの攻撃から守るために建設された要塞です。ピッティ宮殿からボーボリ庭園を通って要塞に避難できるように造られており、フィレンツェの街を守る重要な役割を果たしました。要塞は街の最も高い場所に位置しており、城壁からはフィレンツェの街並みや周辺の景色を一望することができます

要塞内部には、ベルヴェデーレ宮殿があり、かつてはメディチ家の所有物を保管する金庫として利用されていました。現在は、美術展が開催される場所となっています。

要塞の壁は年間を通して見学可能ですが、要塞内部が2024年春から一般公開される予定です。フィレンツェを訪れる際は、ぜひ公式サイトで最新情報を確認して、ベルヴェデーレ要塞を訪れてみてはいかがでしょうか。

スポット名

ベルヴェデーレ要塞(Forte di Belvedere)

住所

Via di S. Leonardo, 1, 50125 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩30分もしくはバスC4Presidio Ospedaliero Palagi行きBardi下車11分

料金

無料

02|サン・ミニアート・アル・モンテ教会

Basilica di San Miniato

Unsplash

フィレンツェの街を一望したいなら、ミケランジェロ広場だけではありません。サン・ミニアート・アル・モンテ教会は、ミケランジェロ広場よりもさらに高い丘の上に位置するロマネスク様式の教会。フィレンツェ旧市街を一望できる、知る人ぞ知る絶景穴場スポットとして人気を集めています。

レンガ造りの街並みが広がる旧市街を眺められるエントランスは、まるで絵画のような美しさ。そして、教会内で見逃せないのが、ヨーロッパ最古の日時計が描かれた大聖堂の床です。夏至の日には、太陽の光が蟹座を照らす神秘的な光景を目にすることができます。また、美しいモザイク画やフレスコ画も必見です。

定番観光スポットのミケランジェロ広場から徒歩10分弱という好立地もポイント。歴史と絶景を両方求める方は、ぜひサン・ミニアート・アル・モンテ教会を訪れてみてはいかがでしょうか。

スポット名

サン・ミニアート・アル・モンテ教会(Basilica di San Miniato)

住所

Via delle Porte Sante, 34, 50125 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅からバス6Ospedale Torre Galli行き乗車、Soderini Torrino Santa Rosa下車し乗り換え12Piazzale San Miniato乗車Galileo San Miniato下車徒歩3分

料金

無料

03|ブオナッローティの家(Casa Buonarroti)

ブオナッローティの家は、ルネサンス芸術の巨匠、ミケランジェロ・ブオナッローティがかつて住んでいた場所です。ミケランジェロの最後の子孫であるコジモが建物とそのコレクションを市に寄贈したことで、現在は博物館として一般公開されています。

館内には、ミケランジェロ自身やブオナッローティ家ゆかりのコレクションが数多く展示されています。ミケランジェロの初期作品も含まれており、あまり知られていない作品を鑑賞できるのも魅力です。

そのほか、オリジナルの大理石の浮き彫りや、デッサン、下絵のコレクションも必見。これらの作品を通して、ミケランジェロの創作過程を垣間見ることができます。

スポット名

ブオナッローティの家(Casa Buonarroti)

住所

Via Ghibellina, 70, 50122 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novellaからバス14Il Girone行き乗車、Giovine Italia下車徒歩7分

料金

大人:8ユーロ(1,287円)

04|サン・ジョヴァンニ洗礼堂

The Baptistery of St. John

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サン・ジョヴァンニ洗礼堂は、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂が建設される以前、1059年から1128年までの期間、フィレンツェ唯一の大聖堂として重要な役割を担っていました

洗礼堂は、フィレンツェ出身の詩人ダンテが洗礼を受けたことでも知られています。ダンテは自身の代表作である「神曲」の中で、洗礼堂を「華麗なジョバンニ」と表現しています。

洗礼堂内部の見どころは、クーポラ(天井)に広がる豪華なモザイク画です。キリストや天使、聖人の絵が聖書の物語を美しく表現しており、訪れる者を圧倒する壮観な空間が広がっています。

スポット名

サン・ジョヴァンニ洗礼堂(The Baptistery of St. John)

住所

Piazza San Giovanni, 50122 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅から徒歩11分

料金

大人:15ユーロ(約2,414円)

05|サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は、1221年に設立された世界最古の薬局として知られています。

起源は、サンタ・マリア・ノヴェッラ修道院の修道士たちが作成した中世の薬草から始まりました。1612年に薬局として正式に認可された後、香水やポプリ、バスアメニティなどの販売も開始。その品質の高さは瞬く間に評判を呼び、ヨーロッパ中にその名を知られるようになりました

現在、店舗の奥に博物館が併設されており、歴代の香水ボトルや貴重な資料を見学することが可能。店内は当時の面影を残すアンティーク調のインテリアで統一されており、レトロな雰囲気を味わえます。また、石鹸やハンドクリーム、オーデコロンなど、伝統的なレシピで作られた製品は、自分へのご褒美やお土産に最適です。

スポット名

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(Farmaceutica di Santa Maria Novella)

住所

Via della Scala, 16, 50123 Firenze FI

アクセス

Firenze Santa Maria Novellaより徒歩8分

料金

無料

ハイブランド&個性派!フィレンツェのショッピングエリア3選

フィレンツェは、世界屈指のファッション都市であり、数多くのイタリア発祥ブランドの本拠地です。グッチやフェラガモなど、世界中で愛されるブランドが生まれ、ここにしかない特別なショッピング体験を楽しめます。

フィレンツェでは、これらのブランドの本店や旗艦店を訪れることができ、最新コレクションや限定商品をいち早く手に入れることができます。また、大型アウトレットもあるので日本では手に入らない価格で高級ブランドを購入するチャンスです。

ここでは、おすすめのショッピングエリアとアウトレットをご紹介します。歴史を感じさせる建物や洗練された空間で、ショッピングを満喫してみてはいかがでしょうか。

01|トルナブォーニ通り

Via dè Tornabuoni

Pixabay

​​トルナブォーニ通りは、世界屈指のファッションストリートです。グッチ、プラダ、アルマーニなど、イタリアを代表する高級ブランドが軒を連ね、洗練された雰囲気を漂わせています。

通りには、フィレンツェが本拠地であるグッチやフェラガモなどのブランドの本店が立ち並んでいます。これらのブランドの本店には、博物館やレストランなどが併設されており、ブランドの歴史や文化を深く理解できる貴重な機会となります。

グッチ本店には、ブランドの歴史を辿る博物館や、イタリアに1店舗しかないレストラン「Gucci Osteria da Massimo Bottura」が併設されています。また、フェラガモ博物館では、サルヴァトーレ・フェラガモの生涯や靴作りの歴史を学ぶことが可能。歴代の靴が展示されており、ファッション好きにはたまらない空間です。

スポット名

トルナブォーニ通り(Via dè Tornabuoni)

住所

50123 Florence, Metropolitan City of Florence

アクセス

Firenze Santa Maria Novella駅より徒歩11分

料金

無料

02|ザ・モール

フィレンツェ近郊にあるザ・モール・フィレンツェは、ハイブランドのショッピングを楽しめるアウトレットモールです。フィレンツェ市内から往復のシャトルバスが運行しており、所要時間は約50分、バスの運行時間は午前9時から午後7時までです。

モール内には、グッチやプラダ、アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナ、フェンディ、フェラガモ、オフ・ホワイトなど37店舗が揃っています。特に人気のあるブランドは、グッチとプラダです。どちらのブランドも、朝1番に行っても行列ができているほどです。

1月から2月は、大きなセールが開催されます。最大70%OFFの割引率で、ハイブランドのアイテムをお得に購入することができるので、ぜひチェックしてみてください。

スポット名

ザ・モール・フィレンツェ(The Mall Firenze)

住所

Via Europa, 8, 50066 Leccio FI

アクセス

シャトルバスで約50分、乗り場:サンタ・マリア・ノッヴェラ駅前ピアッツァーレ・モンテルンゴ(Piazzale Montelungo)

料金

大人:15ユーロ(約2,400円)

03|デザイナー・アウトレット・バルベリーノ

デザイナー・アウトレット・バルベリーノは、約120店舗を有する大型アウトレットです。フィレンツェから専用のバスが出ており、約30分の距離にあります。

ザ・モールはハイブランドのアパレルが中心なのに対し、デザイナー・アウトレット・バルベリーノはカジュアルブランドが多く出店しています。フルラやボス、マイケル・コース、トラサルディなどのブランドから、ナイキやリーバイスなど、普段使いのアイテムの買い物にもおすすめです。

アパレルショップ以外に、チョコレートショップやコスメ、キッチン用品などもあるのでお土産探しにも活用できます。レストランの店舗数も多いので、イタリアンのほかハンバーガーやポケなど、バラエティがあるのも魅力。ショッピングで疲れたらカフェやレストランで休憩しましょう。

スポット名

デザイナー・アウトレット・バルベリーノ(Designer Outlet Barberino)

住所

Via Meucci, 50031 Barberino di Mugello FI

アクセス

シャトルバスで約30分。サンタ マリア ノヴェッラ駅の内部にあるビジター センターで待ち合わせになります。

料金

大人:11.70ユーロ(約1,883円)

フィレンツェを満喫!定番スポットから穴場、買い物まで!

florence

Pixabay

本記事では、フィレンツェ旅行を満喫するために、定番観光スポット12選と穴場スポット、買い物スポットをご紹介しました。

フィレンツェは、歴史的中心部が世界遺産に登録されており、美しい街並みと見事な建築物、そしてここでしか見られない美術品の数々が訪れる人々を魅了します。イタリアを代表するブランドの本拠地でもあるので、ショッピングもぜひお楽しみください。

フィレンツェにはまだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、フィレンツェの1日モデルコースを2パターン紹介していますので、参考にしてみてください!

\ フィレンツェのモデルコースを紹介している記事はこちらから /

【2024】フィレンツェの1日モデルコース2パターン!観光スポットの見どころも徹底解説

ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのフィレンツェ旅行を計画しましょう!

#観光
イタリアフィレンツェ
TARIP編集部
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