【2024】マルタ旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット15選
マルタはこんな場所!
マルタ共和国は、ヨーロッパ屈指の人気観光地で、温暖な気候と美しい海、歴史ある街並みが魅力的な国です。地中海の中心に位置し、アフリカ大陸から北へ約288km、シチリア島から南へ約90kmに浮かぶ、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島から構成されています。首都はマルタ島のヴァレッタで、公用語はマルタ語と英語です。
マルタ島内の観光スポット巡りには、公共バスやタクシーが便利。ただし、街中のタクシーは不当な料金請求が稀にあるため、Uberやホテルの手配を利用するのがおすすめです。
マルタには、伝統工芸品「マルタフィリグリー」という繊細な銀細工が美しいアクセサリーがあり、マルタならではのお土産を購入することができます。街中には工房やジュエリーショップが点在しており、1日の手作りクラスに参加することも可能です。
世界遺産の街ヴァレッタ地区の観光スポット7選
マルタ島の首都ヴァレッタは、16世紀に築かれた世界遺産の街です。城壁に囲まれた街並みは、まるでタイムスリップしたような雰囲気。歴史や文化、絶景が詰まったヴァレッタは、マルタ旅行で絶対に外せない観光地です。
徒歩圏内にある観光スポットを巡りながら、中世の面影を残す旧市街を散策しましょう。
01|世界遺産の町ヴァレッタ地区(Valletta)
マルタ観光で欠かせない場所の1つが、世界遺産に登録された首都ヴァレッタです。16世紀に築かれた城壁に囲まれた街は、まるでタイムスリップしたような雰囲気を醸し出しています。
城壁の中に入ると、太陽の光を受けて輝く琥珀色の建物が目に飛び込んできます。石畳の路地を歩きながら、歴史を感じさせる建築物や可愛らしいカフェ、カラフルな窓など、フォトジェニックなスポットを探してみるのもおすすめです。
スポット名 | ヴァレッタ地区(Valletta) |
住所 | |
アクセス | バス停Valleta下車すぐ |
02|聖ヨハネ大聖堂(St. John's Co-Cathedral)
聖ヨハネ大聖堂はヴァレッタ地区に位置し、外観からは想像できないほど豪華な内部が見どころの大聖堂です。大理石や精巧に装飾された礼拝所や天井のペイントなど、芸術作品を堪能できます。
チケットは窓口で行列ができていることがあるため、事前にオンラインでチケットを購入することをおすすめします。
スポット名 | 聖ヨハネ大聖堂(St. John's Co-Cathedral) |
住所 | |
アクセス | バス停Valleta徒歩8分 |
料金 | 大人:15ユーロ(約2,424円) |
03|アッパーパラッカガーデンヴァレッタ(Upper Barrakka Gardens)
アッパーパラッカガーデンヴァレッタは、マルタの絶景が堪能できる庭園です。高台にあるテラスには、対岸を一望できる場所があります。迫力ある大砲も見学でき、時間帯によっては礼砲が発射される様子を間近で見ることも可能です。
手入れの行き届いた庭園にはカフェもあるので、休憩場所にも最適です。
スポット名 | アッパーパラッカガーデンヴァレッタ(Upper Barrakka Gardens) |
住所 | |
アクセス | バス停Valletaより徒歩8分 |
04|ロウワーバラッカガーデン(Giardini Inferiori di Barrakka)
ロウワー・バラッカ・ガーデンは、ヴァレッタの旧市街に位置する、海を一望できる開放的な庭園です。庭園内には噴水の周りに季節の花が咲き、中心エリアには寺院の形をした特徴的な記念碑が建っています。寺院は、マルタの重要人物であるアレクサンダー・ボール卿に捧げられたものです。
ベンチのあるテラスエリアには、欧州連合50周年記念の大きな板の形をした記念碑も設置されています。
スポット名 | ロウワーバラッカガーデン |
住所 | |
アクセス | ヴァレッタシティゲートから徒歩14分 |
料金 | 無料 |
05|ヴァレッタシティゲート(City gate)
ヴァレッタ・シティゲートは、現代と伝統が融合したヴァレッタ旧市街の入り口です。シティゲートの先は、町のメイン通りである「リパブリック通り」とつながっています。
最初のシティゲートは15世紀に建設され、その後修理や改築が行われ、現在のシティゲートは2014年に建設されました。設計は、日本の関西国際空港の設計でも知られる建築家「レンツォ・ピアノ」によるもので、彼が手がけたことで有名です。
ヴァレッタは主要なバスターミナルでもあり、マルタ市内をバスで移動する際にヴァレッタ・シティゲートで乗り換えることが一般的です。乗り換えの際には、世界的にも有名な建築家によって設計されたゲートをぜひ写真に収めておきましょう。
スポット名 | ヴァレッタシティゲート |
住所 | |
アクセス | マルタ空港よりバス72Qrendi行き乗車、Valletta A5下車徒歩4分 |
料金 | 無料 |
06|トリトン・ファウンテン(Triton Fountain)
トリトン・ファウンテンは、ヴァレッタ・シティゲートの近くにある噴水です。噴水は、直径5m、重さ約3tの巨大な円形プレートを、神話に登場するトリトンのブロンズ像が支えて構成されています。長年にわたり改修工事が行われ、現在の噴水は2018年に完成しました。
夕暮れの時間には、ライトアップされ、幻想的なトリトン・ファウンテンを鑑賞することができます。
スポット名 | トリトン・ファウンテン |
住所 | |
アクセス | ヴァレッタシティゲートより徒歩すぐ |
料金 | 無料 |
07|聖エルモ砦(Fort St. Elmo)
ヴァレッタのランドマークである聖エルモ砦は、星の形をした要塞で、歴史愛好家におすすめのスポットです。要塞は14世紀から地元民兵の監視場所として使用され、15世紀半ばのオスマン帝国との戦いでは攻撃から守る役割も果たしました。建物は世界遺産に登録されており、第二次世界大戦で崩れた部分が改築されて、国立戦争博物館が建てられました。
聖エルモ砦からの景色は、ヴァレッタのハチミツ色の街並みと美しい海を一望できる場所でもあるため、ぜひ立ち寄ってみてください。
スポット名 | 聖エルモ砦(Fort St. Elmo) |
住所 | |
アクセス | ヴァレッタシティゲートより徒歩17分 |
料金 | 大人:10ユーロ(約1,600円) |
マルタ旅行で押さえておきたい!定番観光スポット8選
マルタには、ヴァレッタ以外にも、中世の趣が残る町やマルタの遺跡、本島から離れた島など、観光を満喫できるエリアが点在しています。子ども向けのアクティビティも豊富で、可愛らしいポパイ村やカラフルな魚たちと出会える水族館など、家族連れにもぴったりな要素が満載です。
マルタには、プライベートのボートツアーや観光用のフェリー、公共フェリーがあります。公共フェリーは、スリーマのウォーターフロントからヴァレッタまで、約15分で移動でき、運賃は1.50ユーロ(約240円)。海に浮かぶ世界遺産を眺めながら、航海を楽しむのもおすすめです。
ここでは、マルタで見逃せない観光スポットの中から8つをご紹介します。
01|スリーマ地区(Sliema)
スリーマはマルタ北部の海辺の町で、カフェやレストランが点在し、ショッピングにも便利な場所です。伝統的なマルタの町の特徴が残るエリアもありますが、海岸沿いには高層アパートやホテルが立ち並び、都会的な雰囲気の町になっています。
19世紀後半のイギリス統治時代に本格的に発展し、現在では観光地としても知られ、マルタ島で最も活気のあるエリアの1つです。
スポット名 | スリーマ地区(Sliema) |
住所 | |
アクセス | バス停Ferries5下車すぐ |
02|イムディーナ(Mdina)
イムディーナは、城壁に囲まれた、わずか300人の人口を抱える小さな都市です。都市は標高約200mの丘の上に位置し、島全体の景色を一望できることが特徴です。城壁内に進入できる車はほとんどなく、観光客の移動手段としては馬が利用されています。
徒歩で散策する際には、路地裏が細いため、同じ道に戻ってしまう楽しいハプニングが起こることもあるかもしれません。
スポット名 | イムディーナ(Mdina) |
住所 | |
アクセス | バス停Mdina下車すぐ |
03|ローマン・ヴィラ(Roman Villa)
ローマン・ヴィラは、紀元前1世紀のローマの住居の屋外遺跡や敷地内のモザイク画を展示する博物館です。敷地は広くはありませんが、古代の遺跡を間近で見ることができ、ローマの雰囲気を感じることができます。
野外遺跡の先には広大なマルタの景色が広がっているため、紀元前と現代が交差する世界を堪能しましょう。
スポット名 | ローマン・ヴィラ(Roman Villa) |
住所 | |
アクセス | バス停Rabat 4より徒歩2分 |
料金 | 大人:6€(約750円) |
04|カラフルな船が浮かぶマルサシュロック(Marsaxlokk)
マルサシュロックは、マルタ南東部に位置する小さな伝統的な漁村です。ここでの見どころは、カラフルで可愛らしいフォルムの伝統的な漁船。近くにベンチもあるので、海に浮かぶ船を眺めながらゆっくり過ごすのがおすすめです。漁村としての特性から、新鮮なシーフードが豊富なレストランも多く点在しています。
毎週日曜日の朝には、野外マーケットである「サンデーマーケット」が開催されています。食料品、衣類、お土産など、様々な商品が並ぶマーケットは、異国情緒あふれる空間。マルタの伝統文化に触れ、ショッピングを満喫してみてはいかがでしょうか。
スポット名 | マルサシュロック(Marsaxlokk) |
住所 | |
アクセス | バス停Xerriex下車すぐ |
05|ゴゾ島(Gozo)
ゴゾ島はマルタ島からフェリーでアクセスできる島で、新石器時代の遺跡や美しい田園地帯のハイキング、スキューバダイビングのスポットとして知られています。ゴゾ島内にはホテルもありますが、大きな島ではないので、マルタ島から日帰り観光で訪れるのに最適です。
ゴゾ島では、美しいビーチで景色を眺めたり、歴史ある街並みを散策しながら教会や遺跡巡りを満喫することができます。さらに、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツも盛んなので、海中世界の探検を楽しむのもおすすめです。
スポット名 | ゴゾ島(Gozo) |
住所 | |
アクセス | マルタ島よりフェリーで約30分 |
料金 | 大人:往復4.65ユーロ(約754円) |
06|コミノ島(Comino)
コミノ島は、マルタ島とゴゾ島の間にあるマルタ諸島の小さな島です。シュノーケリングやボート、レンタルサイクルなど、野外アクティビティが充実しています。
「地中海に浮かぶ宝石」と呼ばれており、美しい景色を満喫できるところが魅力。海が透きとおるようにクリアなので、まるでボートが宙に浮いているようなフォトジェニックな風景を撮影できます。
スポット名 | コミノ島(Comino) |
住所 | |
アクセス | マルタ島からフェリーで約15分 |
料金 | フェリー往復大人:13 €(約2,100円) |
07|ポパイ村(Popeye Village)
ポパイ村は、1980年代のアメリカ映画「ポパイ」の撮影セットをテーマにしたテーマパークです。ポパイの世界観が好きな方には魅力的な場所で、登場人物に扮した人々と出会ったり、ユニークな形をした家を見学したりすることができます。広場ではショーが開催され、ボート乗り場や飲食店も充実しているので、一日中楽しむことができるスポットです。
近くには、地中海とポパイ村の家々を一緒に写真に収めることができる観光名所もあります。ポパイ村から徒歩約5分の場所にある「ポパイの断崖(Popeye Cliffs)」と呼ばれるスポットからは、美しい景色を眺めることができるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
スポット名 | ポパイ村 |
住所 | |
アクセス | ヴァレッタバスターミナルから41、42、250Cirkewwa行きに乗車、Skrajd下車徒歩22分。 マルタ国際空港より車で約40分 |
料金 | 大人:15ユーロから(約2,405円から)、子ども:10ユーロから(約1,600円から) ※季節により異なる |
08|マルタ国立水族館(Malta National Aquarium)
マルタ国立水族館は、魚や軟体動物、爬虫類、昆虫など、地中海に生息する様々な生き物たちと出会える水族館です。館内最大の見どころは、まるで海の中にいるような感覚を味わえる水槽トンネル。頭上を優雅に泳ぐサメや、色とりどりの熱帯魚たちを間近で観察できます。
水族館は、地中海の生物やクラゲ、ヨーロッパの魚、熱帯魚、マルタ島の淡水魚など、テーマごとに分かれたエリアで構成されています。それぞれのエリアで、異なる生態系の生き物たちを観察できるところがポイントです。
スポット名 | マルタ国立水族館 |
住所 | |
アクセス | ヴァレッタからバスTD13Bugibba行き乗車、Arzell下車徒歩9分。 マルタ国際空港より車で約40分 |
料金 | 大人:15.90ユーロ(約2,549円)、子ども:9.90ユーロ(約1,587円) |
地中海に浮かぶマルタ島で非日常的な時間を体験しよう
本記事では、世界遺産の町ヴァレッタのおすすめ観光スポットとマルタ旅行の定番観光スポットを紹介しました。
マルタの魅力には、旧市街に広がる美しいハチミツ色の建築や細い路地、可愛らしい店などがあります。一方で、映画の舞台となったテーマパークや大型の水族館、ビーチなど、子どもたちも楽しめるアクティビティもある場所です。
マルタにはまだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、マルタの1日モデルコースを紹介していますので、参考にしてみてください!
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→マルタの1日モデルコース3パターン!観光スポットの見どころも徹底解説
ぜひ本記事を参考にして、オリジナルのマルタ旅行を計画してみてください!