【2024】マルタの1日モデルコース3パターン!観光スポットの見どころも徹底解説
マルタはこんな場所!
マルタ諸島は地中海の中心に位置し、イタリアにあるシチリア島から南に約90kmのところにあります。マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島で構成され、総人口は約50万人と活気のある島です。
マルタ島は最大の島であり、文化や商業、行政の中心地として知られています。ゴゾ島は2番目に大きな島で、漁業や観光、工芸品、農業が特徴の田園地帯です。 コミノ島は最も小さく、透きとおるような美しい海が観光スポットになっています。
シーズンの6月から9月までは多くの観光者で賑わい、夏場は夜9時ごろまで明るいので観光するのにも安心です。10月上旬でも気温が27℃前後と過ごしやすく、海水浴も楽しめます。公用語は英語とマルタ語があり、観光のほか語学留学先として日本から多くの人が訪れているところも特徴です。
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マルタ滞在におすすめのエリアは、バスが頻繁に通り観光スポットへのアクセスが便利なスリーマとセントジュリアンです。スリーマとセントジュリアンのホテル付近は、レストランやショッピングエリアがある繁華街になっています。
セントジュリアンにはプライベートビーチ付きのホテルもあるので、リゾート気分でのんびり過ごしたい方にも向いているエリアです。
マルタで絶対行きたい!王道ヴァレッタ観光モデルコース
世界遺産にも登録されているヴァレッタは、小さな町なので徒歩で観光スポットを巡ることができます。交通手段は、スリーマからフェリーに乗船するのがおすすめです。
ここからは、ヴァレッタの豪華な大聖堂や絶景を眺められる公園を巡るモデルコースをご紹介します。
9:00 ▶︎ スリーマからヴァレッタへフェリーで移動
■バス停Ferries 1より徒歩1分 (Sliema, Malta)
ヴァレッタへはバスでもアクセスできますが、プライベートボートツアーと同じような景色を堪能できるフェリーを利用しましょう。フェリーのチケットは乗船時に、カードで支払いができます。出発時間の15分前にはすでに行列ができているので、余裕を持ってフェリー乗り場に到着するようにしてください。
フォトスポットにおすすめなのは、2階のテラス席です。海に浮かぶ世界遺産の町ヴァレッタを撮影しながら、船の旅を楽しみましょう。
10:00 ▶︎ 聖ヨハネ大聖堂(St. John's Co-Cathedral)
■フェリー乗り場より徒歩13分 (Triq San Gwann, Il-Belt Valletta, Malta)
聖ヨハネ大聖堂は、ヴァレッタの一番の見どころとも言えるバロック風の大聖堂です。シーズンオフでも長い行列ができるので、チケットはあらかじめ購入しておきましょう。
スポット名 | 聖ヨハネ大聖堂(St. John's Co-Cathedral) |
住所 | |
アクセス | バス停Valleta徒歩8分 |
料金 | 大人:15ユーロ(約2,424円) |
11:30 ▶︎ マルタ国立考古学博物館(National Museum of Archaeology)
■聖ヨハネ大聖堂より徒歩3分 (Republic St, Valletta, Malta)
国立考古学博物館には、先史時代やフェニキア時代の工芸品の貨幣コレクションが収蔵されています。博物館にあるものは全て本物で、見ているだけで紀元前2500年にタイムスリップしたかのような気分で楽しめるところがポイントです。
13:00 ▶︎ リパブリック通りでショッピングとポールズ・ビストロ(Paul's Bistro)でランチ
■マルタ国立考古学博物館より徒歩3分 (91 Triq San Gwann Il-Belt Valletta, VLT 1165, Malta)
リパブリック通りは、カフェやお土産ショップなどがあるスポットです。マルタの店員は明るく親切な人が多いので、気さくに会話をするのも楽しみの一つ。
ランチにおすすめなのは、ポールズ・ビストロ(Paul's Bistro)です。地中海のシーフードパスタやロブスターリゾット、生カキもあるのでヨーロッパならではの味を堪能してください。
14:30 ▶︎ アッパー・ バラックカ・ ガーデンズ(Upper Barrakka Gardens)
■ポールズ・ビストロより徒歩8分 (292 Triq Sant' Orsla, Valletta, Malta)
アッパー バラックカ ガーデンズは、マルタのバレッタにある公共庭園です。港と海の景色を一望できる他、迫力ある大砲を見ることもできます。庭園では音楽イベントが開催されていることもあるので、地元の音楽を聴きながらカフェでのんびり休憩をするのもおすすめです。
スポット名 | アッパー・パラッカ・ガーデンズ (Upper Barrakka Gardens) |
住所 | |
アクセス | バス停Valletaより徒歩8分 |
16:00 ▶︎ 聖エルモ砦(Fort St. Elmo )
■アッパー バラックカ ガーデンズより徒歩15分 (Mediterranean Street, St. Elmo Place, Il-Belt Valletta, Malta)
聖エルモ砦には、国立戦争博物館やアーチ状の城壁、礼拝堂も併設されているので一緒に見学をしてマルタの歴史を知りましょう。国立戦争博物館には、1975年から2014年のコレクションが展示されています。
スポット名 | 聖エルモ砦(Fort St. Elmo) |
住所 | |
アクセス | ヴァレッタシティゲートより徒歩17分 |
料金 | 大人:10ユーロ(約1,600円) |
18:00 ▶︎ ランピラ レストラン(Rampila Restaurant)でディナー
■聖エルモ砦より徒歩20分 (St. Johns Cavalier Il-Belt Valletta, VLT 1110, Malta)
壮麗なバロック様式の店内で、シーフードを使用した地中海料理を堪能しましょう。地中海のムール貝やシュリンプ、チキンを豪快にグリルしたマルタ料理をお楽しみください。
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静かな町を堪能!ムディーナとラバトの1日観光
ここからは、静寂の町イムディーナ(Mdina)と遺跡のあるラバトを観光するモデルコースをご紹介します。
セントジュリアンに滞在した場合、イムディーナへの移動はタクシーかバスを利用するのがスタンダードです。アクセス所要時間はタクシーを利用すると15分ほど、バスを利用すると乗り換えがあり45分ほどです。
9:00 ▶︎ イムディーナゲート(Mdina Gate)
■バス停Mdina下車より徒歩3分 (VCM3+V9W, Mdina, Malta)
イムディーナゲートは、旧市街地の入り口にある歴史的なゲートです。ここではマルタカラーの琥珀色をした石橋と大きなゲートを背景に、多くの人が写真撮影をしています。石橋を渡り、中世とバロック様式の建築が残る城塞を見学しましょう。
9:30 ▶︎ ヴィルヘナ宮殿(Palace Vilhena)とマルタ国立自然史博物館
■ゲートを入ってすぐ右手 (VCM3+WHC, Mdina Rd, Mdina, Malta)
ヴィルヘナ宮殿(Palace Vilhena)は、フランスのバロック様式の建築としても有名な場所です。1973年からは、マルタ国立自然史博物館として一般公開されています。見どころはヴィルヘナ宮殿の建築で、中庭から外観を眺めるために時間を確保したいほど魅力的です。
11:00 ▶︎ イムディーナ大聖堂美術館(Mdina Cathedral Museum )
■ヴィルヘナ宮殿より徒歩5分 (Triq San Pawl, L-Imdina, Malta)
イムディーナ大聖堂博物館は、イムディーナ内にある宗教美術館です。博物館は、イエズス会の神学校として建てられたバロック様式の建物内にあります。歴史的な建物の館内にはコインや文書、遺物などの神聖な美術品や品物のコレクションが展示されています。
12:15 ▶︎ 聖パウロ大聖堂(St Paul's Cathedral)
■イムディーナ大聖堂美術館の隣 (2 Triq San Pawl, L-Imdina MDN 1061, Malta)
マルタ最古の大聖堂は1696年から1705年に建てられ、ムディーナのシンボルになっています。中に入るとバロック様式のフレスコ画や彫刻、その他の芸術作品が展示されており写真撮影も可能です。大聖堂美術館と入場料がセットになっているので、ぜひ2ヶ所同時に見学してください。
13:30 ▶︎ ヴィヌム ワイン バー & ビストロ(Vinum Wine Bar & Bistro)でランチ
■聖パウロ大聖堂から徒歩5分 (1, Bastion Street, Mdina, MDN1200,Malta)
イムディーナの絶景が見れるレストランで、マルタのワインと地中海料理を堪能しましょう。ヴィヌム ワイン バー & ビストロでのおすすめは、魚介を使用したパスタ「ペスカトーレ」とホワイトワインです。メニューにはシュリンプのグリルやムール貝もあるので、海の幸を存分に味わえます。
14:30 ▶︎ バスティオンスクエア(Bastion Square)
■ヴィヌム ワイン バー & ビストロから徒歩1分 (Malta, Mdina, Bastion Square)
バスティオンスクエアは、マルタ島を一望できる展望スペースがあるのが特徴です。バスティオンスクエアの突き当たりには城壁があり、広場には馬車も停まる憩いの場でもあります。城壁近くにある階段に座り会話を楽しむ人が多く、落ち着いた時間を過ごせるのも魅力の一つです。
15:00 ▶︎ ファルソン宮殿(Palazzo Falson)
■バスティオンスクエアより徒歩3分 (Villegaignon Street, Triq IL Villegaignon, Mdina, Malta)
ファルソン宮殿は、中世のマルタの貴族が住居として利用していた宮殿です。現在は宮殿だった場所に家具や美術品、武器、骨董品が展示されています。中世の雰囲気が漂っている歴史ある場所で、美しいアンティークの品を鑑賞しましょう。
16:30 ▶︎ ローマンヴィラ(Roman Villa)
■ ファルソン宮殿より徒歩11分 (Wesgha tal-Musew Rabat, RBT 1202, Malta)
午後からは、イムディーナの旧市街を出て遺跡を堪能しましょう。紀元前1世紀のローマの住居の屋外遺跡と、敷地内のモザイクを展示する博物館があります。小さな場所なので、1時間ほどで全てを見学することが可能です。
スポット名 | ローマン・ヴィラ(Roman Villa) |
住所 | |
アクセス | バス停Rabat 4より徒歩2分 |
料金 | 大人:6€(約750円) |
18:00 ▶︎ グロット・ターバン(Grotto Tavern)でディナー
■セントポール・カタコンブスから徒歩3分 (9/10/12 St Pauls Square, Ir-Rabat, Malta)
グロット・タバーンは、洞窟の酒場という意味があるレストランで、店内は名前の通り洞窟のように石のアーチになっています。独創的で洗練された料理が特徴で、マルタの伝統料理うさぎ肉を使用したパスタ料理がおすすめです。
綺麗な海を眺めたい方におすすめ!ゴゾ(Gozo)島1日観光
ゴゾ島は、マルタ島からフェリーで30分の距離にあります。フェリーの運賃は往復4.65ユーロ(約754円)とリーズナブルなので、気軽にアクセスできるところがポイント。
フェリーが着いたら街の中心地であるビクトリアまでは、バスを利用して約20分ほどで到着します。市内はバスで移動しますが、夏と冬では本数が異なり乗り換えが必要になる場合があることを認識しておきましょう。
10:00 ▶︎ ビクトリア観光チタデル(Citadel)を散策
■バス停Victoria Bayより徒歩1分 (It-Telgħa tal-Belt, Ir-Rabat Għawdex, Malta)
まずはゴゾ島の中心地、ビクトリアへ向かいましょう。ここから多くのバスが発着しているので、旅のスタート地に最適です。
チタデルはビクトリアの城塞で、青銅器時代から人が住んでた歴史の長いエリアです。このエリアは歩いているだけで古代の雰囲気が味わえるほか、つい立ち寄りたくなるお土産店やカフェなどが揃っています。
10:30 ▶︎ ゴゾ大聖堂(Gozo Cathedral)
■チタデルの城壁から徒歩3分 (26WQ+CVX, It-Telgħa tal-Belt, Ir-Rabat Għawdex, Malta)
ゴゾ大聖堂内には、騙し絵で有名な絵画が天井に描かれてます。天井はフラットですが、大聖堂にドームがあるように描かれているところがポイント。地下には博物館も併設されているので、堂内をゆっくり見学しましょう。
11:30 ▶︎ 聖ジョージ教会(St George's Basilica)
■ゴゾ大聖堂より徒歩6分 (26VQ+HJM Charity Street Victoria, VCT, Malta)
聖ジョージ教会は、ゴゾ島の中央に位置する歴史的なバロック様式の教会です。華麗な彫刻や大理石の建造物、鮮やかな天井芸術で知られる印象的な空間で、多くの人が訪れています。
12:30 ▶︎ 聖ジョージ教会大聖堂広場にあるローザ(ROZA)でランチ
■聖ジョージ大聖堂より徒歩1分 (20 St George’s square, Victoria VCT 1100, Malta)
聖ジョージ教会大聖堂広場の周辺は、古い狭い通りや路が迷路のようなエリアでレストランも点在しています。
レストランROZA(ローザ)にはテラス席があり、教会と広場を眺めることができるロケーションが魅力。メニューはヨーロッパの海と山の幸が豊富で、前菜にはビーフカルパッチョ、メインにはオクトパスのグリルがおすすめです。
14:00 ▶︎ ジュガンティーヤの遺跡(it-Tempji tal-Ġgantija)
■ビクトリアからバス12分Ggantija下車徒歩4分 (Triq John Otto Bayer, Ix-Xagħra, Malta)
ジュガンティーヤ(Ġgantija)は、地中海のマルタのゴゾ島にある新石器時代の巨石神殿群です。ジュガンティーヤ神殿はマルタの巨石神殿の中で最古のもので、エジプトのピラミッドよりも古いと言われてます。ユネスコ世界遺産にも登録され、ゴゾ島で発見された人類最古の石造建築物です。
16:00 ▶︎ ラムラビーチ(Ramla Beach)
■ジュガンティーヤからバス10分Ramla下車徒歩6分 (Ramla Beach Malta)
ラムラビーチは赤みがかった砂浜のある海が有名なスポットで、近くには展望台や洞窟があるので海に入らなくても楽しめるところがポイント。夏場の昼間は日差しが強く、夜は21時頃まで明るいことから、昼過ぎに海に訪れて17時頃まで海や浜辺で遊んでいる人もいます。
18:00 ▶︎ フェリー乗り場近くのレストランでディナー
■ラムラビーチからバス18分Vapur下車徒歩7分 (Marina Street Marsalforn, MFN 1326, Malta)
フェリー乗り場近くに、マルタ産の料理を堪能できるレストランがあります。one80 Kitchenにはテラス席があるので、海辺の景色を眺めながら食事ができるところが魅力。
前菜にはヨーロッパの大きなエビ「キングプラウン」やオイスター、カルパチョなどを、ホワイトワインと一緒に楽しむのがおすすめです。メインには豪快にグリルされたステーキにレッドワインのペアリングで、旅を締めくくりましょう。
ヨーロッパの楽園で忘れられないマルタの旅を実現させよう
本記事では、楽園のような美しい景色が魅力のマルタについてご紹介しました。マルタには長い歴史のある遺跡や人が少ない旧市街など、日本にはない風景が溢れています。かつて漁村だったエリアも点在し、マルタの美食でもあるシーフードが堪能できるのもポイントです。
マルタには、まだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、マルタの観光スポットを紹介していますので、参考にしてみてください!
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