【2025】メキシコの6泊8日モデルコース!観光の見どころも徹底解説
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メキシコはこんな場所!
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中米に位置するメキシコは、古代マヤ文明の遺跡やスペイン統治時代の街並みなど、歴史と文化の宝庫です。また、カリブ海沿いには白く美しい砂浜のビーチが広がり、リゾート地としても人気なので、地域や目的によって多彩な楽しみ方ができます。
現地の人々はフレンドリーで優しく、陽気なお国柄であるのも魅力。タコスやトルティーヤなど、本場のメキシコ料理を堪能するのもメキシコ旅行の醍醐味の一つです。
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メキシコ旅行のおすすめの季節は、12月〜4月の乾季です。この時期は雨が少なく気温も比較的に穏やかなので、快適に観光を楽しむことができます。一方、7〜9月は雨が多くハリケーンが現れやすいため、避けたほうがよいでしょう。
メキシコ旅行で注意したいポイントは、治安です。観光中心地の治安は悪くありませんが、一歩裏地に入るだけでがらりと雰囲気が変わったり、マフィア組織が潜む危険スポットがあることも。目当てのスポットの周辺情報を事前に確認しておき、できるだけ人通りが多い道を歩くようにしましょう。
メキシコ観光をする時のポイント!
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メキシコでの移動手段は、タクシーやメトロ(地下鉄)、バスがあります。メトロは5ペソ(約40円)から運賃が設定されており、安価で便利な移動手段です。しかし、荷物を持っている場合や深夜の場合は、治安を考慮しタクシーやバス利用が良いでしょう。
移動の際には以下のような対策を事前に把握しておいてください。
- 女性や子どもであっても周囲の人に注意する
- 夜や人通りの少ない道の一人歩きはできるだけ避ける
- 人混みではリュックを前に持つ
- 荷物は肌身離さず持ち歩く
- 貴重品はむやみに見せない
- お金は分散して持つ
メキシコ観光をする際は、公共機関を上手く活用しながら効率よく楽しみましょう。旅慣れしていない方は、送迎付き現地ツアーの利用もおすすめです。
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メキシコシティからカンクンまで!6泊8日モデルコース
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初めてメキシコ旅行をするなら、国内を周遊するコースがおすすめです。ここでは、メキシコ旅行の具体的なモデルコースとタイムスケジュールを紹介します。
前半は首都のメキシコシティと、周辺都市のグアナファト、ティオティワカンを観光します。後半はユカタン半島のリゾート地、カンクンへ移動し、遺跡観光や絶景を楽しめるコースになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
Day1 ▶︎ メキシコシティ観光|メキシコシティ泊
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メキシコに来たら絶対に訪れたいのが、首都のメキシコシティです。ソカロ広場を中心に観光地が点在しており、古い街並みや建築物が今も残っています。
1日目は、メキシコシティ市内中心部の広場や市場、大聖堂などといった王道観光スポットを巡りましょう。観光スポットへは中心部から公共機関でアクセスできますが、乗り継ぎが必要なため、海外旅行初心者や効率よく観光したい方は、現地ツアーを事前に予約しておくのがおすすめです。
■ソカロ広場
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メキシコシティの中心地にあるソカロ広場は、広さ46,800㎡を誇るメキシコシティのランドマークです。周囲にはメトロポリタン大聖堂やテンプロマヨールなどの観光スポットが立ち並び、メキシコシティ観光の拠点となっています。
広場の真ん中には、巨大なメキシコ国旗が掲げられています。国旗掲揚のタイミングに遭遇できれば、メキシコの歴史と文化を感じることができるでしょう。
■シウダデラ市場
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シウダデラ市場は、メキシコの伝統的な民芸品が豊富に揃うマーケットです。
200以上もの店舗が立ち並び、カラフルな刺繍や布、陶器などの伝統品を中心に販売しています。テキーラショットや仮面など、定番のメキシコ雑貨土産を買うのにもぴったりです。レストランやカフェもあるので、疲れたら一休みすることもできます。
注意点は、基本的に値札がついていない店が多いことです。値段交渉が必要になる場合があるので、事前に相場を調べておくと安心です。
スポット名 | シウダデラ市場 |
住所 | Balderas S/N, Colonia Centro, Centro, Cuauhtémoc, 06040 Ciudad de México, CDMX, メキシコ |
アクセス | 地下鉄バルデラス駅から徒歩5分 |
■メキシコ料理レストラン 「El Cardenal」
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メキシコに来たら、メキシコ料理は外せません。タコスやナチョスなど、日本でも人気のメキシコ料理は、本場で食べるとまた格別です。市内中心には、伝統的なメキシコ料理を提供するレストランがたくさんあります。
中でもこちらは、コロニアル様式の建物とステンドグラス窓が美しい、3階建ての店内が特徴のメキシコ料理レストランです。ソカロ広場付近に位置し、朝8時から営業しているので、ランチやディナーだけでなくモーニングにもおすすめ。
一人当たりの予算相場は、200〜300ペソ(約1,700〜2,500円)ほどです。
スポット名 | El Cardenal |
住所 | |
アクセス | 地下鉄ソカロ駅より徒歩5分 |
Day2 ▶︎ メキシコシティ郊外観光|メキシコシティ泊
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2日目は、メキシコシティ郊外観光をメインに、マヤ文明の遺跡であるテオティワカンやアートで有名なメキシコ国立自治大学を訪れます。
テオティワカンへのアクセスは、メキシコシティ北バスターミナルから専用バスが出ており、チケットの事前予約は不要です。メキシコ国立自治大学は、メトロで行くことができます。急いでいる場合は、タクシーや配車アプリ(Uber)を利用しましょう。
■テオティワカン遺跡
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テオティワカン遺跡の見どころは、太陽のピラミッドをはじめ、月のピラミッドやケッアルコアトルなどがあります。敷地は広く傾斜や階段が多いため、スニーカーなどの履きなれた靴で訪れましょう。また、日差しが強く午後になると人も増えるため、午前の早い時間に訪れるのがおすすめです。
スポット名 | ティオティワカン遺跡 |
住所 | |
アクセス | メキシコシティからバスで1時間 |
料金 | 大人:90ペソ(約700円) |
■メキシコ国立自治大学
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メキシコシティの南に位置するメキシコ国立自治大学は、通称「UNAM」と呼ばれ、1551年に創立されたアメリカ大陸で二番目に古い歴史ある大学です。キャンパスの一部がユネスコの世界遺産に登録されており、広大なキャンパス内には博物館や文化センター、植物園、中央図書館、CUスタジアムなど、さまざまな施設が充実しています。
特に現代美術館には、メキシコの現代美術を代表する作品が多数収蔵されており、メキシコ三大壁画と呼ばれる「ディエゴ・リベラ」と「ダビッド・アルファロ・シケイロス」の壁画は必見。また、中央図書館のモザイク画もアート好きにはたまらない作品です。
スポット名 | メキシコ国立自治大学 |
住所 | |
アクセス | メキシコシティから地下鉄で大学前駅より徒歩3分 |
Day3 ▶︎ グアナファト観光|メキシコシティ泊
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3日目は、メキシコのカラフルな街として人気のグアナファトを観光します。グアナファトの観光名所は街の中心部に集中しているので、1日で効率よく巡ることができます。
グアナファトはメキシコシティから飛行機で約1時間、バスで約5時間で行くことが可能。事前にウェブでチケットを予約しておくと、スムーズに移動できます。
■ピピラの丘
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ピピラの丘は、グアナファトの街を一望できるスポットです。山の斜面にカラフルな家々が立ち並ぶ景色はまさに絶景で、高台にはピピラの記念像も建っています。
日中に行けば、カラフルな街並みを一望することができます。日没後に行けば、ライトアップされた街並みと、遠くにはユネスコ世界遺産の「バヒオの洞窟群」の明かりが輝く幻想的な夜景を楽しむことも可能。
ピピラの丘へのアクセスは、山頂まで急な坂道が続くためケーブルカーを利用するのが一般的です。ケーブルカーは、山頂と街の中心部を結んでおり約10分で到着します。
スポット名 | ピピラの丘 |
住所 | Cerro de San Miguel S/N, Zona Centro, 36000 Guanajuato, Gto., メキシコ |
アクセス | Teatro Juares(フアレス劇場)からケーブルカー |
■口づけの小道
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口づけの小道は、人が向かい合うと唇が触れるほど狭くロマンチックな通りです。三段目の階段でキスをすると一定期間の幸せが保証されるというジンクスがあり、恋人たちに人気のスポットとなっています。
昼以降は人混みが激しくなり、スムーズに進みにくくなるため、スムーズに観光したい方は朝の訪問をおすすめします。
スポット名 | 口づけの小道 |
住所 | |
アクセス | Teatro Juares(フアレス劇場)から徒歩7分 |
■イダルゴ市場
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イダルゴ市場は、古い駅舎を利用した2階建ての建物で、新鮮な果物や野菜、地元の特産品、手作りの工芸品などが売られています。その場で食べられる屋台グルメもあり、市場では地元の人々の暮らしや文化を感じられることが魅力です。
スポット名 | イダルゴ市場 |
住所 | |
アクセス | Teatro Juares(フアレス劇場)から徒歩8分 |
Day4 ▶︎ チチェン・イッツァ日帰り観光|カンクン泊
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4日目は、世界遺産に登録されているチチェン・イッツァへ日帰り観光に出かけましょう。
メキシコシティの喧騒を離れ、ユカタン半島の美しいビーチでリゾートカンクンまでは、直行便でわずか1時間です。カンクンはカリブ海のビーチリゾートとして知られていますが、周辺には多くのマヤ文明遺跡が点在しています。
■チチェン・イッツァ
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メキシコでも屈指の観光スポットで、1988年に世界遺産に登録されました。未だに解明されていない謎も多く残っている魅力的な遺跡で、新世界七不思議の一つとも言われています。
チチェン・イッツァの遺跡は、約2時間で主要な部分を巡ることができます。その中でも、最も有名な見どころは、ピラミッド型の建築物「カスティーヨ」です。カスティーヨは、1面91段の階段が4面に連なり、最後の神殿を1段加えて計365段あります。これは、マヤ暦の1年周期を表しています。
年に2度の春分の日と秋分の日には、カスティーヨの階段に訪れる太陽の光が当たり、ククルカン(蛇の神)が胴体を見せる、神秘的な光景が見られます。この日は大変混雑しますが、特別感あふれる体験ができます。
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チチェン・イッツァの敷地内には、マヤ文明の神秘や歴史を感じるお土産が豊富に揃っています。ジャガーの仮面や髑髏の置物など、マヤの伝統的なモチーフが人気です。また、自分の誕生日などの年月日をマヤ文字で表したマヤカレンダーは、思い出に残るお土産としておすすめです。
チチェン・イッツァへのアクセスは、バスで3時間ほどかかります。運賃は日によって異なりますが、200〜300ペソ(約1,700〜2,500円)が目安です。往復便は1日1本しか運行していないため、乗り遅れないように注意しましょう。
バスでの移動が不安な方や、効率よく観光したい方は、現地ツアーに参加するのもおすすめです。送迎付きのツアーなら、移動の負担を減らすことができ、ガイドの案内を聞きながら遺跡を巡ることができます。
スポット名 | チチェン・イッツァ |
住所 | |
アクセス | カンクンからバスで3時間 |
料金 | 大人:約600ペソ(約5,000円) |
Day5 ▶︎ トゥルム遺跡とセノーテ|カンクン泊
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6日目は、カンクンから日帰りでトゥルムという街へ行き、マヤ文明の遺跡やセノーテ(洞窟)を満喫しましょう。トゥルム遺跡へは、チチェン・イッツァと同じくバス、もしくはツアーに申し込みをしてアクセスします。
■トゥルム遺跡
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トゥルム遺跡はカリブ海の断崖絶壁に建つ珍しい遺跡で、海を背景に神殿が残されています。すぐ目の前にあるビーチに、自由に入ることができるのも魅力。また、敷地内にはイグアナが生息しており、間近で観察することができます。
遺跡の敷地はそれほど広くなく、1時間ほどで主要な遺跡を巡ることが可能です。
スポット名 | トゥルム遺跡 |
住所 | |
アクセス | カンクンからバスで2時間半 |
料金 | 大人:約90ペソ(約760円) |
■グランセノーテ
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セノーテとは、地下水が溜まった天然井戸や泉のことで、ユカタン半島にはセノーテが数千個発見されています。中でも世界的に有名なセノーテのひとつであるグランセノーテは、水の透明度がとても高く観光名所の一つとなっています。
洞窟内には亀や魚などの生き物も生息しており、日光が差し込むと水面に光のカーテンが現れるなど、神秘的な光景を楽しむことができます。シュノーケルセットやライフジャケットのレンタルも可能なので、手軽に探検を楽しめます。
営業時間は朝8時からで、透明度が高い早朝に訪れるのがおすすめです。ただし、水温は低いので体調管理には注意しましょう。平均滞在時間は、1時間ほどです。
スポット名 | グランセノーテ |
住所 | |
アクセス | トゥルム遺跡から車で10分 |
料金 | 大人:約500ペソ(約4,200円) |
Day6 ▶︎ イスラ・ムヘーレス島|カンクン泊
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6日目は、カンクンから一番近い離島である「イスラ・ムヘーレス」へ向かいます。透明度抜群のビーチ「プラヤ・ノルテ」での海水浴をはじめ、イルカと一緒に泳ぐことができる「スイムウィズドルフィン」やシュノーケルなどのアクティビティも豊富で一日中楽しめます。
イスラ・ムヘーレスへは、カンクンから高速フェリーで30分ほど。島内はゴルフカートで移動するのが定番となっているため、ゆっくり島巡りするのも醍醐味の一つです。
■カンクン海底美術館
珊瑚礁の保護を目的として海底に設置された石像が、今では世界中から観光者が訪れる人気のスポットとなりました。海底でアートに触れることができるという、貴重な体験ができる美術館です。
ダイビングまたはシュノーケリングの経験が必要ですが、初心者向けのレクチャーも用意されているので未経験の方でも安心して参加できます。現地のダイブショップで直接申し込むか、インターネットで事前申し込みが可能です。
スポット名 | カンクン海底美術館 |
住所 | |
アクセス | カンクンから出発可能 |
料金 | 50ドル(約7,300円) |
■ウミガメ保護センター
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ウミガメの赤ちゃんを見学できる、コンパクトながらも貴重な体験ができる施設です。30ペソ(約250円)でカメの餌を購入し、カメに餌をあげたりカメを抱っこしたりすることができます。
スポット名 | ウミガメ保護センター |
住所 | |
アクセス | 島の中心部から車で20分 |
料金 | 大人:30ペソ(約250円) |
Day7 ▶︎ 帰国
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最終日は、6〜8時頃発の朝便にて帰路につきます。カンクンから日本への直行便はないため、メキシコシティ又はアメリカで乗り換えるのがスタンダードです。早朝はバスが運行していないため、空港へのアクセスはホテルやタクシー会社などで事前予約しておきましょう。
上記のモデルコースはメキシコの美しい景観や観光名所、アクティビティをバランスよく楽しむための提案です。宿泊施設や交通手段、食事などの具体的な詳細は、旅行日程と予算に合わせて調整してください。
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メキシコシティ|プラン名 | 価格帯 |
240,000円~ | |
255,000円~ | |
279,000円~ | |
318,000円~ |
カンクン|プラン名 | 価格帯 |
264,000円~ | |
285,000円~ | |
345,000円~ | |
372,000円~ |
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本記事では、6泊8日のメキシコ旅行のモデルコースについて、各スポットの見どころを解説しながら紹介しました。メキシコは歴史と文化、自然の豊かさを兼ね備えた魅力的な国です。世界遺産に登録された古代遺跡や美しいビーチ、雄大な自然など、さまざまな楽しみ方があります。
メキシコには、まだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、メキシコのおすすめ観光スポットを紹介しているので、参考にしてみてください!
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