トルコ・エスキシェヒル、新たな観光デスティネーションとして高い潜在力

隈研吾氏設計「OMM」もオープン
フリギア渓谷の商品開発で日本人分散化を

トルコの首都アンカラと世界有数の観光都市イスタンブールのほぼ中間にエスキシェヒルという町がある。紀元前10世紀頃にフリギア人によって造られたと言われる古い町で、今では中央アナトリア地方の文化都市として観光でも注目されている。この町に今年9月8日、「オドゥンパザル・モダン・ミュージアム(OMM)」がオープンした。設計は新国立競技場も手がける隈研吾氏と、このプロジェクトでパートナーを務めた隈研吾都市設計事務所の池口由紀氏で、現地では日本とトルコの交流がさらに発展する機会として期待されている。日本に近くな...