19年春闘、一部で交渉難航も成果、「出張+休暇」の制度化も
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は4月3日に記者懇談会を開催し、春季生活闘争の状況を報告した。3月31日時点で要求書を提出済みの加盟組合は95組合で、うちベースアップなどの実質的な賃金改善を要求したのが72組合、最低保障賃金の協定化を要求したのが46組合。昨年と比べるとそれぞれ20、17、20組合少ない計算となるが、これは企業の組織再編などで組合数が減ったことが影響したという。一方、3月31日までに合意した組合の数も33組合で昨年から16組合減っているが、こちらについては会長の...