成田、16年度は「爆買い」沈静化で減収、17年度は増収増益へ

成田国際空港(NAA)の2017年3月期(16年4月1日~17年3月31日)の連結業績で、営業収益は前年比0.5%減の2174億3700万円、営業利益は4.3%減の414億5600万円、経常利益は3.3%減の372億9800万円、当期純利益は4.5%増の253億5400万円だった。営業収益は5期ぶりの減収。営業利益、経常利益は中国人旅客の空港内店舗での購買額が減少したことなどが影響した。純利益は法人税等調整額の減少などにより、民営化以降で過去最高を記録した。事業別では、空港運営事業は営業収益が1.4...