文化庁、日本遺産に17件追加、伊賀・甲賀の「忍の里」など

文化庁はこのほど、外国人旅行者などを地方に誘客するための「日本遺産」として、新たに17件を追加した。日本遺産は15年度に創設した制度で、年度ごとに各地の有形無形の文化財群をその歴史的・文化的背景とともに1つの「ストーリー」として認定。内外に情報を発信することで誘客をめざしている。今回の認定は3回目で、累計認定件数は54件にまで増加。同庁は20年度までに100件程度にまで増やす考えだ。今回は16年度中に申請された79件のうち、三重県伊賀市と滋賀県甲賀市による「忍の里 伊賀・甲賀-リアル忍者を求めて-」...