成田、15年度は民営化後の最高益-16年は羽田の影響も

成田国際空港(NAA)の2016年3月期(15年4月1日~16年3月31日)の連結決算で、営業収益は前年比7.5%増の2184億8000万円となり、4期連続の増収となった。営業利益は11.9%増の433億800万円、経常利益は15.6%増の385億5800万円、当期純利益は23.4%増の242億5400万円。国際線の外国人旅客の増加などにより、営業収益と各利益はいずれも民営化以降の過去最高となった。NAAは13年度から15年度までの中期経営計画で「営業利益360億円以上」の目標を掲げていたが、最終年...