中国客フィーバー続く(3) ホワイトカラー層増とクルーズ人気
また、中国経済が第二次産業から第三次産業にシフトするなかで、ホワイトカラー層が増加し「サラリーマンやOLは毎年所得が上がり安心して生活している」状況だという。具体的には毎年、地方政府主導で給料が引き上げられている実態がある。今年も北京市で10.5%増、上海市で8.3%増、広東省で8.5%のベースアップが図られている。マルチビザ発給の対象者も増加 平均給与額も上昇していることで、個人観光ビザの発給数が増えているなか、昨年1月に日本政府が行った中国人に対するビザ発給要件緩和の1つ「相当の高所得者に有する...