田村新長官、双方向交流を重視-訪日は体制強化

このほど観光庁長官に就任した田村明比古氏は、9月16日に初めて開催した専門誌会見で、ツーウェイツーリズムの重要性について述べ、「双方向のバランスが取れた行き来が重要」と強調した。同氏は「観光はビジネスであると同時に、国家間の友好や安全保障などの目的がある」と説明。今後日本の人口が減り、少子高齢化がさらに進むことを踏まえ、持続的な経済成長のためにも内外の交流人口を増やすことが必要とした。インバウンドについては「海外の市場を開拓するという部分では成果が上がってきており、さらに磨き上げていきたい」考え。ま...