年頭所感(1)15年は訪日に期待、ツーウェイツーリズム拡大も

観光庁長官の久保成人氏をはじめ、大手旅行会社や航空会社の経営トップなどの年頭所感や年頭のあいさつが出揃った。2014年はビザ要件の戦略的な緩和や消費免税制度の拡充、円安効果などで訪日外客1300万人を達成した。一方、海外旅行は国際情勢や円安、感染症発生の影響などで、11月までの出国者数は1550万2900人と減少するも、羽田空港の国際線2次増枠やLCCの就航路線拡大などのプラス要因もあった。こうした状況の中、2015年は訪日旅行に期待するコメントが相次いだ。海外旅行については楽観視できないまでも、日...