震災から3年-「感謝と備え」を(3) 耐震化は旅館の覚悟

-震災のときのことを少し振り返りたいのですが、全国の旅館ホテルで震災後に多くの被災者を受け入れました。二次避難所として活用を 会長 中越地震のときに新潟県の旅館組合が被災者を受け入れたのが参考になりました。震災直後、30万人の避難民がいるのを目の当たりにして、被災者の受け入れを旅館組合が中心になり全国規模でできないかを考えました。震災翌日の3月12日に地元選出の鹿野道彦・農水相(当時)に電話をしたところ、3時間後に大畠章宏・国交相(当時)から直接電話があって、この電話で旅館での被災者受け入れの方向性...