トップインタビュー:楽天執行役員トラベル事業長の山本考伸氏

合併でグループ他社との協力強化
「宿泊プラスα」で体験素材の販売へ

  2014年4月1日、楽天は楽天トラベルを吸収合併した。グループ他社とのシナジーをさらに発揮する目的で実施したもので、システムや人的活用の効率化もはかっていく考えだ。合併により、今後楽天のトラベル事業はどう変化していくのか。元楽天トラベル代表取締役社長で、現在は執行役員トラベル事業長を務める山本考伸氏に合併の効果や今後の戦略を聞いた。-吸収合併の意図を改めて教えて下さい山本考伸氏(以下敬称略) 我々はトラベルだけでなく、「ワンカンパニー、ワンチーム」の楽天グループとして消費者にサービスを提供して...