現地レポート:バルカン半島4ヶ国周遊、FIT向けにテーマのある旅を
バルカン半島で複雑な歴史と世界遺産をめぐる
新デスティネーションとして高い潜在力
ほんの10数年前まで「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれ民族紛争を繰り返してきたバルカン半島。旧ユーゴスラビアだった地域の地図はすっかり塗り替えられ、ここ数年でいくつもの新しい国が誕生した。世界遺産も数多く、今ではFITを中心に「珍しい旅先」をめざす旅行者に注目されており、訪れる人の数も増えている。バルカン半島の4つの国々をめぐるFAMトリップに参加し、現地の状況を視察した。多彩な歴史が残るバルカン半島紛争後は治安も回復、インフラ整備が進む 今回訪れたのはマケドニア、アルバニア、モンテネグロ、コソ...