フィリピンの航空会社、新路線・増便に期待、規制緩和見込みで
フィリピン政府観光省(DOT)とフィリピン民間航空局(CAAP)によると、国際民間航空機関(ICAO)による「重要な安全性の懸念(SSC)」の認定が解除される見込みだ。SSCは、ICAOが実施する安全監査の基準に満たない国について認定するもので、これを元に欧州委員会や米連邦航空局(FAA)はSSC認定された国の航空会社について乗り入れや路線の新規開設、増便などを制限しており、解除されれば路線拡充の動きが活発化することになる。フィリピンは2009年にSSCの認定を受け、欧州への乗り入れが禁止されたほか...